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チロルの旅

2013年7月チロルの旅(その3)
コルヴァラ滞在(2)セラ・ヨッホとグレードナー・ヨッホ

チロル地方の地図

7月6日、昨日のポルドイ・ヨッホからセラ山塊を挟んで北側になるセラ・ヨッホと帰り道にグレードナー・ヨッホに途中下車をしました。ここは昨年の夏、天気が悪くて山が見えなかったところです。

セラ・ヨッホで私にとって最大の収穫はマルモラータが見えたことでしょうか。セラ山塊のさらに南に位置するので、見えないものと思い込んでいました。写真はその1でご覧下さい。

セラ・ヨッホで戸惑うのは、グレードナー谷側から行くバスがカナツアイ行きを除いてセラ・ヨッホハウス2176mという山小屋で停まって先のセラ・ヨッホまで行かないことです。カナツアイからはここまでバスが来るのですが。道が狭くてセラ・ヨッホ2240mでは方向転換ができないためでしょうか。

ヨッホハウスからはラングコーフェルの下までリフトがあります。もう一つのヨッホの上まで行くリフトは休止していました。

ヨッホハウスからは北にラングコーフェル、西は今通って来たグレードナー・ヨッホの方角で見えているのはチアシュピッツエン(Tschierspitzen)でしょうか。南はセラ山塊で、南東にマルモラータが見えたのには感激でした。東は丘になっていてハウス付近からは山を見ることはできません。

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▲ボタンをクリックすると写真が切り替わります。

ここの一番の売りはグレードナー谷やグレードナー・ヨッホからは一つの山としか見えないラングコーフェルが三つの山が並んだ姿で見えるのです。左からグロマンシュピッツエ(Gromanspitze)、フュンフフィンガーシュピッツエン(Fuenffingerspitzen)、ラングコーフェル(Langkofel 3181m)です。このことは昨年も触れましたが念のため。

* * * * *

帰りにはグレードナー・ヨッホに立ち寄りました。季節がまだ早いためかバス停付近のリフトは動いていません。後で分かったのですが麓の町コルフシュクから峠のあるバス停よりはるかに上までリフトが架かっていて、ここに来る人はそちらのリフトを利用しているようでした。

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ヨッホからの眺めは北にチアシュピッツエン、西にラングコーフェルが一つの山に、南はセラ山塊が広がっています。東はコルフシュク、コルヴァラの方角で宿からも見える山並みでしょうか。

なお翌7日は日曜日でバスの便が悪く、グレードナー谷のザンクト・クリスティナを訪ねました。そこからも、つまりこの谷からはラングコーフェルは一つに見えます。

photo
ザンクト・クリスティナから見たラングコーフェル。

2013.10.15 掲載


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