2012年8、9月 ドロミテの旅(その7)インニヘン
今回の旅で一箇所に最も長く滞在したのはインニヘンでした。8月31日から9月9日朝まで9泊しました。しかし、悪天候が続いてやっと5日になって安心して外を歩けるようになりました。
この町については昨年二度立ち寄り、その都度写真を紹介しています。オーストリアの東チロルとの国境の町で、それ以前にもホッホガルやドライへレンシュピッツエを東チロル側から見るために何度も鉄道で通った町でした。
今ではリエンツからキッツビューヘルに直行バスが出ているので大変便利になりました。
今度の旅行では雨に降られる日が多かったので、インニヘンの町で写真を撮ったのは9月6日と8日の二日だけでした。
6日は前日ドライチンネン・ヒュッテ往復の強行軍をしたために足が張って普通に歩くことができず、町中をふらふらしたためです。この町はどこからでも南にドロミテの山塊を見ることができます。
8日は土曜日で一寸したお祭りがあり、町の中央の広場にはいろいろのこの地方の産物を売る店が出て、余興に毎年やっているという案山子(Vogelscheuche)コンテストを見ました。
写真でこの町の雰囲気をご覧下さい。
なお隣町のトブラッハとの比較ですが、コルティナ行きのバスはトブラッハから出ます。問題は町の中心と鉄道の駅がかなり離れています。駅付近には勿論一流のホテルが並んでいますので、お金持ちには別に問題はないのでしょうが、スーパーを利用する私のような貧乏人には、鉄道駅と町の中心が近いインニヘンに泊まる方が何かと好都合です。
トブラッハとインニヘンの境に、ドラウ(Drau)の水源があり、黒海とアドリア海の分水嶺?となっています。このことは昨年の旅行でも触れたので割愛します。
※バック・ナンバーの「クロアティアと南チロルの旅2011年5〜6月(その6)トブラッハと、(その7)インニヘンとドライチンネン」をご参照ください。
2012.12.14 掲載
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