2016年3-4月 ドイツ・ドレスデン
毎回同じ失敗を繰り返して嫌になります。
今回もイースターの直後ということで東独には緑がありませんでした。
大昔のシュッテュトガルトでの美しかったアウトバーンの光景が眼に焼き付いて離れないようです。来年こそイースターの2、3週間後と今は思っていますが。
緑がない上にいわゆる「Aprilwetter(※)」がもうはじまって連日雨模様。遠出もできずドレスデンをウロチョロして帰ってきました。全くのマイリッジ稼ぎの旅でした。
見る所は決まっていてエルベ河沿いの旧市街。カトリック旧宮廷教会(Katholische Hofkirche)、聖母教会(Frauenkirche)、ドレスデン城(Residenzschloss)、ツヴィンガ―宮殿(Zwinger)など有名な建物はここに集まっています。
ツヴィンガ―の中にはアルテ・マイスター絵画館(Gemaeldegalerie Alte Meister)があってその昔ライプチッヒの見本市を抜け出して、ティシアンの「微睡むヴィーナス」を見に来たことを懐かしく思い出しました。日本の「地球の歩き方」にはこの絵のことは紹介されていません。
ドレスデンとその近郊についてはやはり同じ失敗で緑はありませんが、2013年4月のバックナンバーをご参照ください。後は写真で雰囲気だけでも。
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[ドレスデンの写真]
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(※)ドイツでは「今日はさすが4月の天気ですね」という言葉が聞こえてきます。 これは「天気がよく変わる」という意味です。 ドイツの4月は天気がとても変化しやすく、ずっと不安定。 例えば、朝は暖かかったのに夜になると急に雪が降ってきたり、その次の日はあられが降ったり、その後に晴れたりします。 ドイツではこのような天気を「Aprilwetter(4月の天気)」と呼んでいます。
2016.4.22 掲載
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