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チロルでスキー

2014年1月 チロルでスキー

1月10日から20日までインスブルックからバスで40分ほど南に入ったシュトバイタールのノイシュティフトに滞在し、主としてこの谷の奥にあるシュトバイタール・グレッチャーバーンという氷河に架けられたゴンドラを利用してスキーを楽しみました。

シュトバイ谷については昨年の夏にも訪ね、80歳からのリフト代が無料という特権を満喫しています。ここ以外にシニアへの特権のある土地を探していますが、今のところ話は聞くのですが調べてみると空振りに終わっています。読者の皆さんから何か情報がありましたらお教えください。

今年のヨーロッパの気候はアメリカの寒波とは逆に暖かく、ドイツのスキー場などは雪がなくて大変な騒ぎになっていました。幸いにシュトバイ谷は氷河の上を滑りますので年間を通じて雪の心配はありません。一方この谷の入口のフルプメスのシュリック2000では雪があって安心して滑れるのは中間ステイションから上だけでした。

シュトバイタール・グレッチャーバーンは谷駅の1750mから中間駅2300m、山頂駅アイスグラート2900mまで一気にゴンドラで上り、さらにゴンドラを乗り継いでシャウフェルヨッホ3165mに達します。ここからは遥か南チロルのマルモラータ、ラングコーフェル、ローゼンガルテンを見ることができます。この直ぐ下にはチロルで最も高いところにあるレストラン“トップ・オブ・チロル”があり、山頂駅からさらに上ると3210mの展望台もあります。

チロルでスキー
[シュトバイタール・グレッチャーバーンの写真]

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シュリック2000での冬ははじめてなので写真で紹介します。スキーは滑らなかったのでピステの写真はありません。

チロルでスキー
[シュリック2000の写真]

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朝食の半熟卵を割る器具があったので写真に撮りました。球形の玉を上から落として卵の表面に割れ目をつけます。

宿の朝食と卵割り器
[宿の朝食と卵割り器の写真]
 
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最後に今回の旅行に掛かった費用の概算を説明します。

航空運賃は\133,210。スキーセット、つまり靴を入れた値段が8日間で196.20ユーロでした。宿代は25ユーロx10泊で250ユーロ朝食付きです。トイレ、シャワー付きダブルの部屋で、隣のバルコンも使えますから冬としては格安料金でした。

使った外貨は595ユーロで、レイトを\140とすると\83,300となります。これに航空運賃を加えると\216,510となります。因みに65歳以上のシニアリフト料金は8日間で231.20ユーロです。日本は旅館代が高いのでスキーをするなら、いい勝負かも知れません。


2014.2.22 掲載

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