2013年7月チロルの旅(その2) コルヴァラ滞在(1)ポルドイ・ヨッホ
今回の旅の最初に2日から4日まで滞在したシュトバイ谷のフルプメスについては、この旅の最後に15日から18日まで滞在したシュトバイ谷をさらに入ったノイシュティフトとともに後で触れることにします。
今回は4日から11日まで滞在した南チロルのコルヴァラ滞在中の出来事を紹介します。
コルヴァラにはフルプメスからインスブルックに戻り、ブレンナー峠を越えてフランツフェステで乗換え、プスター谷に入りブルネックに着きます。ここからはバスでアルタ・バディアの谷を南に溯ってセラ山系の四つの峠を巡る道に沿ったコルヴァラの町に着きました。
観光案内所は強気で一人旅なので安い部屋が見つかりません。昨年も26ユーロで泊ったガブリエリの隣のチアノに同じ値段で部屋があり、バルコンの正面にガブリエリが見えました。その奥にセラ山系が聳え立っています。この方向が西の少し南よりでしょうか。この町はブルネックから南下してそのまま南に向えばカンポロンゴ・パスを越えてアラッバ。このアラッバの町でドロミテ街道にぶつかります。西に向かえばポルドイ・ヨッホを越えてカナツアイ、カラーゼーを通ってボーツエンまで。東に向えばファルツアレーゴ・パスからコルティナまでの街道となります。このドロミテ街道がいわば銀座通りということでしょうか。
この宿の値段は私にとっては少し高いのですが、これだけ出すと部屋もゆったりとし、朝食も賑やかにいろいろなものが並びます。
翌5日はポルドイ・ヨッホを訪ねました。昨年よりも好天に恵まれ、その1で写真を掲載したマルモラータの氷河が綺麗に見えました。ここでは北にセラ山系、南にマルモラータ、東がコルティナの方角になります。その反対方向の西にカナツアイがあり、ボーツエンからカナツアイ、さらに東のコルティナへとドロミテ街道が走っています。
2013.9.24 掲載
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