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クロアティア・プリトヴィチェ湖(下湖)の風景

2011年5月26日〜6月22日
クロアティアと南チロルの旅(その3) プリトヴィチェ続

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上湖の手前にある休息所

二日目の5月28日は一日雨でしたが、翌29日はきれいに晴れ上がりました。下は少し濡れていましたが、結構乾くスピードが早いのに感心しました。

早めに朝食を済ませ、8:30にはホテルを出て、対岸に渡り、約3時間で上湖を往復しました。往きは先を急ぎすぎて、途中から自動車道を歩いてしまい、何も見ぬ間に45分ほどで上湖についてしまいました。下りはちゃんとEコース(トレッキングコース)を歩いて帰りました。

上湖はずっと奥まで続いていますが、滝になって落ちている湖はここから下になるので、そのコースをたどることになります。

湖から湖に流れ落ちる水
上湖から下る道(Eコース)で見る滝の群れ

午後はP3船着場から一昨日と違って左に上るコースをとりました。全ては私の勘違いが原因だったのですが、カタログの第一ページを飾っている写真の滝を下湖の大滝(ヴェリキ・スラップ)と思い込み、大滝の上に出ようと考えたのです。

結果は大滝の水源は池ではなく、川から注いでいました。その奥に「sightseeing point VIDIKOVAC」という表示があって、そこから見ると大滝の手前の滝と下湖の最後の二つの湖を写した写真だったことがやっと分かりました。その写真は「その1」にも載せましたが、再度別の写真を紹介します。そこから戻って大滝の側を通り対岸の高みに上ってバス停ST1からST2へ帰るのがコースになっています。

プリトヴィチェ
VIDIKOVAC(sightseeing point)から見下ろした下湖の風景

この日の朝食は一度に四組もの日本人の団体客が押しかけて大変な騒ぎでした。
  どのグループも一泊ないし二泊の予定で、昨日の雨で十分に見学もできず今朝は出発という組もありました。四泊したのは正解だったようです。朝食そのものは暖かい卵料理やベイコン、ハム、ソーセイジも出て立派なものでした。

翌30日の朝は韓国の団体でした。日本人の団体は朝食の時間を後に延ばしたようでした。この日も先ず対岸から上池のトレッキングコースCコースを正しくたどり、下りもEコースをほぼ正しく歩きました。トレッキングコースのCとEは湖を横断するところで三箇所重なっていましたが、この重なった場所が一番の見せ場のようです。

それからP2船着場に戻ってP3に渡り、また左側の道を「sightseeing point VIDIKOVAC」まで歩き、大滝まで降りて、湖を対岸に渡り、上の道にあるST1バス停からP1船着場の上の入口に戻ったコースは昨日と同じです。湖の景色は写真でご覧ください。

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▲ボタンをクリックすると写真が切り替わります。

最後の日の朝は三組の日本人の団体が泊っていました。食事の時に話した人たちは阪急交通社のトラピックスのツアーメンバーで、グラーツ(Graz)からバスでブレッド(Bled)、ポストイナ(Postoina)、ドブロヴニク(Dubrobnik)まで南下し、昨夜プリトヴィチェ(Plitvice)に着いたそうです。ここで二泊するそうです。お天気さえ良ければ時間としては十分でしょう。

私はこの日は何もせず、お昼頃のバスでザグレブに戻り、翌6月1日の昼ごろのオーストリア航空でウイーン経由インスブルックに向かいました。


2011.8.19 掲載


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