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2010年4月、シュヴァルツヴァルト(1) ゲンゲンバッハ

ドイツ・シュヴァルツヴァルト(黒い森)地図

昨年4月のバックナンバーを見て頂くと分かりますが、昨年は4月2日から12日まで南独のオッフェンブルクとゲンゲンバッハに滞在しました。昨年は12日がイースター・サンデイで、イースターの花の盛りには少し早い季節でした。

今年はイースターが早く、イースター・サンデイが4月4日で、僕はイースターの終わった週の8日に当地に着きました。いわゆるライン平野では春真っ盛りでしたが、シュヴァルツヴァルトはまだ春には早い季節でした。今年は日本もそうですが、気温が低く春の訪れが少し遅れたように思われました。

僕が滞在したゲンゲンバッハはオッフェンブルクからシュヴァルツヴァルトに少し入ったところで、標高は172m、ライン平野の中といってもよく、花はそろそろ散りはじめていましたが、標高の高い東側のドナウエッシンゲンなどではまだ春は遠いと感じました。

ゲンゲンバッハについては、2009年4月の「シュヴァルツヴァルトへの旅(その5)ゲンゲンバッハとアルピアスバッハ」ですでに紹介しています。今回はその時に決めたように、イースターの終わった後に来たのですが、シュヴァルツヴァルトの標高の高いところでは、まだ花は咲いていませんでした。やはり「麗しき五月」まで待たねばならないようです。

ゲンゲンバッハはその昔は帝国直轄都市で、今もその名残の城壁が残っています。幾つかの門も昔のままの姿を残しています。
  郊外を散歩していて出合ったのは「蛙が通るので何時から何時まで車の通行禁止」という立札でした。写真で紹介します。

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その他にシュヴァルツヴァルトの町では、ゲンゲンバッハも勿論ですが、「黒い森」の中はどこへでも行けるタダの切符が宿泊の期間中貰えます。今回の旅行もその切符をフルに活用したものです。

オッフェンブルクとゲンゲンバッハの中間にある
隣町オールスバッハの田園風景(左)と、同じく隣町ライヘンバッハへの道にも春が(右)

2010.5.12 掲載


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