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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2006年2月6日発行 ━━

●━━ 若手国会議員メルマガ 『未来総理』 第163号  ━━━━━━●

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 今年は年明けから大きなニュースが続きました。その中でも「ライブドア」
騒動はみなさんもかなり大きな関心を持っているのではないでしょうか?昨
年まで賛否両論のなか急成長を続けていた堀江容疑者率いる「ライブドア」
ですが、一夜にして急な坂道を転がっているようです。

 次々と新事実が明かされていくなか、たくさんの人やメディアがバッシン
グにはしる姿に多少の違和感はありますが、ルール違反をしていたことは事
実のようで、しょうがないのかなと思います。実態がなくマネーゲームに走
っていたとも言われていますが、私は一連の騒動を見ながら、やっぱり着実
に進んでいくのがいいのかなと思ってしまいました。みなさんはどう思いま
したか?

 今回は末松議員、下地議員、達増議員から原稿が届きました。

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  目次
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■「日本人社会の“タブー”」
         末松義規(衆議院議員・民主党・東京)

■「米軍基地再編について」
         下地幹郎(衆議院議員・無所属・沖縄)

■「2006年の抱負・・・政治の世界に、教え教えられる関係を」
        達増拓也(衆議院議員・民主党・岩手)


◎編集後記
◎次号予告
◎未来総理メンバーの紹介

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■「日本人社会の“タブー”」
       末松義規(すえまつよしのり・衆議院議員・民主党・東京)
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 この正月、私は、ベンジャミン・フルフォード氏(前フォーブス誌(米経
済誌)アジア太平洋支局長)の本を数冊読んだ上で、実際に会う機会があり
ました。

 なかなか熱い人で、日本への愛情を強く感じます。彼が日本に来た理由は、
「日本がユートピアに見えたから」だそうです。その日本が潰れていき、世
界から相手にされなくなってきている・・・そのことが腹に据えかねている
・・・「何をやってるんだ日本!なぜ、本当の改革に向けて動かないんだ。
小泉政権の見せかけだけのインチキ改革などぶっ飛ばしてしまえ!」。彼の
ような外国人の率直なコメントは、とても参考になります。

 また、フルフォード氏は、「日本に長くいて、いつも不思議に思うことに、
この国の国民はなぜ、『日本人論がかくも好きなのか』。・・・日本人は、
どうして外国人の目を気にしすぎるのか?」といぶかしがっています。

 私は外交官として日本を外から見てきましたが、たしかに、これ程他者の
目を気にする国民は世界にも例がありません。これについては色々な分析が
可能だと思いますが、私は問題の根源として、「場の空気に逆らえない」と
いう日本社会特有の「気」があると思っています。

 例えば、戦前の政治はその巨大な「気」に突き動かされていました。戦後
の政治は、その巨大な「気」を一貫して守ろうとする流れと、(敗戦という
マイナスの結果から生じた)その「気」への反発の流れ・・・この2つの対
立の中で動いてきたのではないかと思っています。

 いずれにしても、無意識であれ、日本人皆が巨大な「気」を感じ、影響さ
れ続けていることには変わりがありません。フルフォード氏の質問に戻りま
すが、日本人が外国人の目を非常に気にする理由は、自己のアイデンティテ
ィを十分に確立するのに困難を感じつつ大きな「気」に突き動かされている
自分が不安になり、バランスを取る形で「外国人の目を『自らの鏡』として
使っている」のではなかろうかと思いました。

 さらに、フルフォード氏は、マスコミが突っ込みすぎてはならない「タブ
ー」が日本には存在していると主張していました。それは「皇室、警察、裁
判所、検察、ヤクザ、右翼、被差別部落、宗教教団・・・・」等だそうです。

 たしかに、これらの点は、日本人社会の中でいわば「しこり」として固ま
ってきたものです。時間をかけながら熱を加えて氷解させることを目的とし
て、みんな共通の基盤の中で話し合っていかねばならないと思っています。
この作業は、日本に健全な『揺らぎ』を与え、大きく日本を新生させる上で、
とても重要だと思います。

 最後は、国民の皆さんが、どれだけ勇気を持って自分自身の社会を直視で
きるかでしょう。これらの点は首を突っ込めば、政治家として強烈な返り血
を浴びることも容易に想定されます。でも、誰かがやるとしたら、政治家以
外にないと思います。現時点では、具体論は避けますが、これらのタブーを
はっきりと日本人みんなの目に見せ、日本の改革につなげていく決意表明だ
けをさせていただきます。

 ◆末松義規ホームページ http://home3.highway.ne.jp/suematu/

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■「米軍基地再編について」
           下地幹郎(しもじみきお・衆議院議員・無所属・沖縄)
──────────────────────────────────
 昨年10月29日、日米安全保障協議委員会において「在日米軍再編に関
する中間報告」が発表されました。この中間報告は、沖縄県において大きな
議論を巻き起こしています。

 在沖縄県米軍再編に関する勧告は、以下の通りです。
1)キャンプ・シュワブ沿岸部に普天間飛行場代替施設を設置。
2)普天間基地の空中給油機を鹿屋基地に移駐。
3)在沖海兵隊を海兵機動展開旅団に縮小。約7000人をグァムなどに移転。
4)嘉手納基地以南の人口密集地にある基地の返還。
5)嘉手納基地での訓練の県外基地への分散。

 今回の、在日米軍再編の目的の1つは、地元の負担軽減であり、その理念
に基づいて立案されたこの勧告は、戦後60年間の基地政策の中で、まさに
画期的な勧告であります。にもかかわらず、沖縄県知事を始めとして、沖縄
県民の評価はよくありません。それは、沖縄県において、長年の懸案事項で
あった「普天間基地移設」予定地が、これまでの案よりも住宅地域に近いこ
と、滑走路が約1800mという軍事専用の大規模施設であること、また、
依然として豊かな自然を有する海を一部埋め立てる計画であるためです。

 1996年に橋本・モンデール会談で「普天間基地移設」が合意されてか
ら今月で、9年9ヶ月を迎えました。2004年には、沖縄国際大学に米海
兵隊ヘリが墜落するという大事故が発生し、この人口密集地に隣接した普天
間基地の危険な状況をこれ以上放置することは、政治の怠慢と批判を受けて
も致し方ない状況であります。現実可能な案は何であるのかについて、沖縄
県と日本政府はしっかりと議論し、合意の上で結論を出す責任があります。

 普天間基地の移設先として、多くの県民が「県外移設」を希望しておりま
す。しかしながら、現在の東アジアの国際政治環境を考えた時、国民の安全
保障上の利益を守るためにも、米海兵隊の沖縄県外の移設は難しく、また、
沖縄県外の米軍訓練移転候補先の自治体における受け入れ反対の声が多いこ
となどを考えると、沖縄県内における基地の整理・縮小と統合が最も実現可
能な手法であると考えて、私は、以下の2案を提案しております。

1)嘉手納統合案:嘉手納基地の航空機部隊の一部をグァムに移し、外来機
の基地使用を制限した上で、普天間基地の所属機を嘉手納基地に移駐させ、
普天間基地を早急に閉鎖する案
2)シュワーブヘリパット案:海を埋め立てずに、名護市のキャンプ・シュ
ワーブ基地内に300m×300mのヘリパットを建設。普天間基地所属の
ヘリ部隊のみを移転し、固定翼は嘉手納基地に移駐する案。

 地元自治体の基地負担軽減という共通の目標のために、日本政府と沖縄県
が責任を持ってこの難しい問題を再度協議し、国民の安全保障上の利益と、
受け入れ自治体の基地負担軽減を、より県民・国民の視点でバランスさせな
がら、交渉を通して、県民や国民の利益に資する英断をなされることを希望
しております。また、私自身も国会議員としてそのプロセスにかかわり、責
任を果たしていきたいと考えております。

 ◆下地幹郎ホームページ http://www.mikio.gr.jp/

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■「2006年の抱負・・・政治の世界に、教え教えられる関係を」
          達増拓也(たっそたくや・衆議院議員・民主党・岩手)
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 去年の衆院選で、日本の政治はかなり滅茶苦茶になってしまったと思いま
す。これを何とか建て直さなければ、と思っていたところ、最近地元でいい
ヒントを得ました。今度、日本サッカー協会が「日本サッカー殿堂」を設立
したのですが、最初の殿堂入り20人に、岩手県出身の八重樫茂生さんが選ば
れました。八重樫さんはメキシコオリンピックの時の日本代表の主将です。

 そこで、盛岡市で、八重樫さんをはじめ、岩手出身で過去日本代表になっ
た方々を集め、記念シンポジウムが開かれました。シンポジウムの主題は、
岩手のサッカー界をどうやって向上させるかでしたが、それは、イコール、
優れた指導者をどうやって育成するか、ということでした。

 私がはたと思ったのは、今の日本の政界で、「指導」ということがほとん
ど顧みられていない、ということです。

 政治をよくするためには、サッカーをよくするのと同様、優れた指導者の
育成が最も重要なはずです。まして、政治家とは、リーダー=指導者にほか
ならないはずです。したがって、政治の向上は、政治における指導の向上に
ほかならないはずなのです。

 政治における、教え教えられる関係は、派閥の親分子分イメージに結びつ
きやすく、嫌がられる傾向があるようです。派閥政治の弊害はなくさなけれ
ばなりません。しかし、教え教えられる関係は、政治になくてはならないも
のであるはずです。今起きていることは、派閥政治は温存されて、教え教え
られる関係が破壊されていくことです。利害、損得での結びつきは残り、師
弟的、同志的な結びつきは廃(すた)れるばかりです。

 吉田松陰の松下村塾を、「派閥」と呼ぶ人はいないでしょう。利害や損得
などは、むしろ度外視した、師弟関係と同志関係のきずなが、松下村塾です。
そういうものを、日本の政治に育てていきたい、というのが、今年の私の抱
負です。

 ◆達増拓也ホームページ http://www.sphere.ad.jp/tasso/

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 編集後記                吉永歩 (ロゼッタストーン)
────────────────────────────────☆★
 今回は、日本における「タブー」の問題や沖縄基地問題、また政治のあり
方に関する原稿とバラエティーに富んだメルマガになりました。金融機関や
基地問題など、個々の案件をきちんと処理していくことはとても大事ですが、
それと同時に今の政治の根本をきちんと改革して、本来あるべき政治の姿に
することも非常に大事だと思います。決して派手なものではないですが、そ
ういう基本的なところから日本の政治のあり様を変えていけるように、未来
総理の議員には頑張って欲しいと思います。

 ※前号の次回予告の配信日の案内が間違っておりました。大変失礼いたし
  ました。

「未来総理」へのご意見、ご質問は souri@rosetta.jp までお気軽にどうぞ。


 ※いただいたご意見は、「未来総理」のほか、「ロゼッタストーンWEB」の
  感想掲示板にも掲載させていただく場合があります。ご了承ください。

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 次号予告
────────────────────────────────☆★
 次回の配信は、2月20日(月)です。

 小池 晃議員 細野豪志議員 長島昭久議員

 が登場する予定です。

 ※内容は変更する場合もあります。ご了承ください。

◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 未来総理メンバーの紹介
────────────────────────────────◇◆
 「未来総理」には、超党派の20名が参加しています。   (敬称略)
 (★:新参加議員)

 ◇衆議院
  泉 健太(民主党・京都)★     上田 勇(公明党・神奈川)
   近藤昭一(民主党・愛知)      末松義規(民主党・東京)★
  鈴木馨祐(自民党:比例南関東)★
  下地幹郎(無所属・沖縄)★     達増拓也(民主党・岩手)
   長島昭久(民主党・比例東京)     西村康稔(自民党・兵庫)
   福島 豊(公明党・大阪)      細野豪志(民主党・静岡)
  村井宗明(民主党・比例北信越)★
  渡辺 周(民主党・静岡)★

 ◇参議院
  荒木清寛(公明党・比例)       有村治子(自民党・比例)
  小池 晃(共産党・比例)      桜井 充(民主党・宮城)
   福島みずほ(社民党・比例)     藤末健三(民主党・比例)
  松下新平(無所属・宮崎)

詳しいプロフィールを知りたい方、顔写真を見たい方は、
ロゼッタストーンWEBページで公開しています。http://www.rosetta.jp/
各議員のホームページにもリンクしています。

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〒171-0021 東京都豊島区西池袋5−27−9−101 株式会社ロゼッタストーン
発行人:弘中百合子 編集人:吉永歩
Copyright(C) ロゼッタストーン   許可無く転載することを禁じます
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