2017年5月 ウィーン滞在(第2回)グリンツィング近郊
ホテルのあるグリンツィングはホイリゲで有名ですが、周りを緑で囲まれ散策には最適の環境です。有名人が数多く住んでいましたが、何度も引っ越しをしたベートーベンの歩いたであろう道がベートーベンガンク(Beethovengang)と呼ばれ散歩には最適です。
この道を通ってグリンツィングからヌスドルフ(Nussdorf)まで下ることもできます。この道のはじまる一番高いところにベートーベンの像があり、ベートーベンルーエ(Beethovenruhe)と呼ばれています。今年は新緑を楽しむことができました。
ヌスドルフからお隣のハイリゲンシュタット(Heiligenstadt)にかけてはベートーベンが住んだ家が記念館になっていたり、ホイリゲになっているところもあります。
グリンツィングの上にはカーレンベルク(Kahrenberg)の森が広がっています。その先がレオポルズベルク(Leopoldsberg)があり、ここにも教会がありますが今は工事中で完成の見込みは分からないとのことでバスも走っていません。
皆様ご存知とは思いますが、この山頂のどちらかの教会でのミサの後にポーランド王ヤン3世ソビエスキが下にいたトルコ軍の陣地を破ったことで有名です。黒いマドンナのレプリカもこれを記念してポーランド出身の先々代の教皇が贈ったものです。
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カーレンベルクの教会内の黒いマドンナ(Schwarzmadonna) |
2017.7.25 掲載
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