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東北の旅

2016年7-8月 東北の旅(その2)五能線の風景

河北町に5日滞在した後、奧羽本線経由で新庄から秋田方面に向かいました。私個人の興味からいうと真室川で途中下車したかったのですが、一度下車すると不便なところなので、今回は五能線を優先して諦めました。我々の世代がガキの頃、終戦直後には一世を風靡した「真室川音頭」だったのですが、山形の人でも余り関心がないのには意外な感じがしました。次回の訪問の候補に残ってしまいました。

この日、8月3日の能代は3日と4日が能代七夕「天空の不夜城」、秋田は3日から6日まで「竿燈まつり」にぶつかっており、更に言えば、青森のねぶた祭りも2日から1週間続くことになっています。東北に予備知識のない私は最悪のタイミングでこの地方に足を踏み入れたことになりました。

その上、十二湖の駅の観光案内所には人がいません。電話をしたのですが電池が切れてしまいました。通りかかったおばさんにお願いして付近の民宿を探してもらい、やっとその夜一泊だけ泊まれることになりました。民宿も駅の近くにはなくて車で迎えにきてくれました。汐ヶ島という民宿です。相部屋はさせないという方針でいつも満員のようです。食事が質量ともに凄いのは驚きでした。私には半分でも十分なくらいです。

民宿「汐ヶ島」
民宿「汐ヶ島」
(深浦町/最寄駅は十二湖)

翌日、深浦で別の宿を探しましたが、高級ホテルのみでそれも満員のようでした。大岩を中心とする深浦海岸を散策した後、偶然空席があったリゾートしらかみ号(この企画は大当たりでなかなか席が取れないと評判です)に乗ってまず能代で宿を探しましたが、お隣の森岳駅にある森岳温泉に一軒だけ部屋はあったのですが、一万円を越えるということで断ってしまいました。後で考えると秋田のビジネスホテルが朝食付きでこのレベルなので、二食付きですからこちらの方がよかったはずです。ただ能代まで出てお祭りを見ることができたかとなると、竿燈祭を毎日直ぐ近くで見ることができた秋田との優劣は判断が難しいところです。

今回は五能線の風景をお楽しみください。

五能線の風景
[五能線の風景]

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2016.10.20 掲載

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