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山形の旅

2015年8月、山形の旅

毎年7月末に大学時代の仲間と一緒に、白河高原ゴルフクラブで一泊して2ラウンドすることが慣例になっています。青春18切符を年甲斐もなく利用している私にとっては、折角東北の入口まで来た機会にもう少しでも東北へ行くチャンスと毎年東北のどこかを訪れることにしています。今年は山形県を旅行しました。

7月30日ゴルフをこの日は夕立のためハーフで切り上げ、山形市で2泊しました。東京以上の暑さでこの二日は近くの温泉探しです。この山形市には駅の直ぐ北側に県の観光案内所があり、とても親切に相談にのってくれます。

ここで結局、海老鶴温泉というはじめて聞く温泉に行くことになりました。さくらんぼ東根駅まで行けば、宿の人が迎えに来てくれるとのことでした。後で分かったことですが、この温泉は河北町にありました。河北町が紅花で栄えた所とはじめて知りました。

温泉の建物を入口から見ると
表に機関車の模型がある。右手が温泉の建物。

この温泉の泊り客は私一人でした。この温泉は朝夕土地の人々の集会所になっていて、デイケアーにも使われていました。最上川の堤のすぐ側にあって、町の人は皆、車でやってきます。土地に根を下ろしたこの温泉に感心しました。

この温泉の経営は私より年上のご夫婦、つまり80代、をお嬢さんが手伝っています。時にはお孫さんも手伝いに来ます。ご主人が交通事故に遭われてその治療のために掘られた温泉と伺いました。
  このご主人は鉄道模型が大好きで、食事を機関車が運んでくれます。

海老鶴温泉
[海老鶴温泉の食堂の機関車]
 
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付近の名所をお嬢さんに案内して頂きました。慈恩寺は聖武天皇の時代に建てられたという古い歴史を持ち、奈良六宗の法相宗の古寺でした。現在では慈恩宗の本山をなのっています。寒河江市にあって寒河江川を見下ろす場所に建っています。

もう一か所は最上川に沿った村山市の通称「千畳敷」の石畳で、そば街道とも呼ばれています。最上川の三難所の一つといわれています。

これらを写真でご覧ください。

[海老鶴温泉付近の観光写真]

▲ボタンをクリックすると写真が切り替わります。

2015.8.31 掲載

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