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ビンツ

2015年4月、ベルリン経由オストゼーへの旅(その2)
ケーニッヒシュトールとビンツ

ベルリンに着いた10日とシュトラールズントの最初の日11日は二日続いて21度まで気温が上りお天気も良かったのですが、翌12日からは本来の寒さに戻って柳も少し芽を出しただけで中々綺麗な緑になってくれません。

仕方なく14日には冴えないお天気でしたが、対岸に横たわるドイツ最大の島リューゲン島の北東端にあるクライデフェルゼン(Kreidefelsen)で有名なケーニッヒシュトール(Koenigsstuhl)とオストゼー海水浴場ビンツ(Ostseebad Binz)を訪ねました。

ケーニッヒシュトールに行くにはザスニッツ(Sassnitz)まで50分強鉄道に乗り、ここからバスに乗ると15分でケーニッヒシュトールに着きます。ただここの港から船で岸壁の下まで行った方が景色はよいとのことでした。しかしこの日はウイークデイのため人が集まるまで船が出ないと聞き、駅に戻ってバスでケーニッヒシュトールに行きました。

上から見下ろす断崖では迫力は今一つでしたが、十分に景観を楽しむことはできました。クライデフェルゼンは直訳すると、「白墨の断崖」白堊のと訳すこともできます。 私は「ドーバーの白い壁」を思い出いました。多分どちらも石灰石の断崖なのでしょう。
  シュトラールスンドは歴史遺産ですが、こちらは自然遺産に指定されています。

クライデクリッフ(白堊の断崖)
[クライデフェルゼン(白堊の断崖)の写真]
  


(ボタンをクリックすると写真が切り替わります)

ザスニッツからシュトラールスンドに向かって15分ほど戻ったリーツォフ(Lietzow)で乗り換え東に15分も走ると海水浴場として有名なビンツの町に着きます。

ここには海岸に面してクアハウス(Kurhaus)つまり湯治場の集会場まで完備していました。駅から5分も歩けば海岸に出ます。そこから両側に砂浜が続いています。砂浜を歩くもよし、防風林の内側のプロムナードを歩くもよし、こんな素晴らしい海岸がドイツにあるのには驚きでした。

クアハウスのすぐ前に桟橋があり、ここから真っ直ぐな陸地に向かう道の両側を商店とレストランが続いていました。この通りが目抜き通りで夏には海水浴客、観光客があふれるようです。今まだシーズンオフですが、夏の盛況が想像できました。

[ビンツの写真]

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2015.5.29 掲載

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