2014年8-9月、チロルの旅(その4)エッツ、ゼルデン
いよいよ今回の旅も最後となり、9月5日に南チロルのレッシェンを発ち、ピッツタール(Pitztal)のイムスト(Imst)に向かいました。レッシェンを9:31に乗ると、峠を越えて9:40にはナウダース(Nauders)に着きます。ここでバスを乗り換えて9:45に出発すると10:53にはランデックの鉄道駅に着きます。鉄道に乗り換えて11:02発、11:26にはイムストに着きました。
ここまでは極めて順調だったのですがこれからが大変でした。イムストの鉄道駅の近くには観光案内所はなく、二度もバスを乗り換えてやっと目的地に着きました。ここでも宿賃は郊外でも最低でも30ユーロはするとのことで、勝手を知っているエッツに行くことにしました。バスはイムストからエッツタールの奥のオーバーグルグルまで、ほぼ一時間おきに出ています。
エッツでやっと一泊朝食付き24ユーロの宿が見つかりました。ただしTVなし。
5日は午後には雨になりました。全く天候に見放された今回の旅でした。
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エッツで泊まった宿(9/6の午後に撮影) |
6日も夕方になってやっと晴れ間が見えてきました。7日は後二日しかないのでゼルデンに出掛け、ガイスラッハコーゲルバーン(Gaislachkogelbahn 1363〜3040m)のゴンドラで山頂(3053m)から周りの山々を見ようと考えました。しかし、今回は全く駄目で写真から分って頂けると思いますがほとんど何も見ることができませんでした。
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[ゼルデン/ガイスラッハコーゲルの写真]
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皮肉にも何時もスキーのときに見ているシュトバイタールの最高峰ツッカーヒュットル(Zuckerhuetl)だけをはっきりと見ることができました。シュトバイタールはエッツタールの東側の谷です。
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お隣の谷、シュトバイタールの最高峰 ツッカーヒュットルが何故かよく見える。 |
最後の日となる8日には、エッツの村をあちこち歩いてみました。中腹にある教会は14世紀に起源をもっています。東側を流れるのがゼルデンを上流に持つエッツターラーアッヘで流れに沿ってよいプロムナードになっています。
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[エッツの写真]
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お天気に恵まれない旅でした。再来年あたりにもう一度このルートに挑戦したいと思います。
2014.11.29 掲載
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