2014年8月 只見線と会津若松(その4)東山温泉
日程は前後しますが、8月3日に会津若松に戻って駅前のホテルに泊り、4日は周遊バスの一日券を買って市内見物に出ました。
ここで最初に立ち寄ったのが東山温泉で、「湯治用の長期滞在ができる宿はないか」と温泉駅にある観光案内所で聞いたところ、「工事などで長期滞在する宿がある」とのことで、その場で電話してくれました。\5000プラス税金と入湯税ということで4日間泊ることにしました。
この温泉は渓流に沿って旅館が並び両岸には山が迫って典型的な日本の温泉街といえます。また「小原庄助さん」の民謡で有名な温泉で、入口にある「瀧の湯」がその舞台とのことです。
有名な温泉ですからここを訪れた客として、竹久夢二と与謝野晶子の碑があります。
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[東山温泉の写真]
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温泉の裏山には羽黒山神社、渓流の奥には東山ダムが水をたたえ、何処の温泉場にもある温泉神社は、ここでは「湯泉(ゆせん)神社」と呼ばれていました。
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[東山温泉の写真]
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さらに夜のアトラクションはお盆踊りの舞台を、その前に毎晩照明して見せようという趣向でした。お盆前だったので踊りは見ることができませんでした。
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[東山温泉の写真]
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温泉の湯は透明で高温ですが、宿では少し水を入れて入りやすくしてくれました。食事も値段にしてはまあまあでした。昼間は35度近くまで気温があがりましたが、流石に夜は涼しくなりました。これが東京との違いでしょうか。
私は元来江戸派で「明治維新は後醍醐天皇の建武の中興と並ぶ日本史上の大愚行」と思っていますので、会津の人々の無念さが身に滲みました。会津こそ日本近代史の原点と思いました。
2014.10.4 掲載
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