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7月8日は月曜日でバスの便もよくなったのでコルヴァラから東南東に当るファルツアレーゴ・パスを訪れました。一つ手前のヴァルパロラ・ヨッホ(Valparola Joch 2192m)でバスを降り、眼下に見えるヴァルパロラ湖に沿って少し低いファルツアレーゴ・パス(Falzarego Pass 2117m)に向って歩きました。これが大変で、歩行者用の道が無く車道に沿って歩くはめになりました。湖の向こうにはアラッバから来たドロミテ街道が九十九折りに見え、ファルツアレーゴ・パスで私の歩いてきた道と合流します。道はさらにコルティナへと向かいます。 このパスの北側にはゴンドラが架けられていてクライン・ラガツオイ(Kl Lagazuoi 2728m)まで一気に上ります。上には7月初旬ではまだ雪が残っていました。ドロミテでは氷河はマルモラータだけと言われていますのでここの雪も8月には消えるのでしょう。 クライン・ラガツオイからの眺めは素晴らしいものでした。下を見下ろすと足がすくみそうになりました。真っ直ぐに下に落ちるような気がします。
正面南にはヌヴォラウ(Nuvolau 2575m)その先にはマルモラータも見えます。西にはヘクセンフェルツ(Hexenfelz 2477m)、東にチンケ・トリ(Cinque Torri 2362m)の雄大な眺めです。後を振り返るとまだ雪の残るドロミテの山塊が続いています。 今回は電池を切らしてよい写真がとれませんでしたが、雰囲気だけでもご覧下さい。 2013.11.06 掲載
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