2013年4月
ドレスデンとその近郊(その3)バート・シャンダウ
ここでドレスデンとゼッキッシェ・シュヴァイツの位置関係を説明しましょう。
エルベの流れに沿ったところですが、大まかに言って東南東の方角から流れてきます。上流はチェコでこの辺りがボヘミアと呼ばれる地方です。
距離は鉄道の時間でいうと、ドレスデンからピルナ21分、クアオルト・ラーテン33分、ケーニッヒシュタイン40分、バート・シャンダウ46分、国境のシェーナまでは乗換えのありなしで55分、58分かかります。
ピルナとバート・シャンダウの間は同一料金で片道5.60ユーロです。またこの期間の一日券は4.50ユーロで乗り放題となります。なおラーテンのフェリーは往復で1.00ユーロ、バート・シャンダウでは一日券をもっていればフェリー代は無料です。
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バート・シャンダウ駅前のフェリー乗り場。 右手の端に見えるのがバート・シャンダウの町。 |
バート・シャンダウはこのゼッキッシェ・シュヴァイツでは一番大きな町です。
フェリーが鉄道駅の前から7、8分かけてエルベに沿って上流に上る間にびっしりと重厚な建物が並んでいます。バート・シャンダウの町は右岸に広がっています。
船着場から町の中心のマルクト・プラッツ(市場の広場)を抜けるとその先にキルニッチタールバーン(Kirnitzchtalbahn)という電車が待っていて終点のリヒテンハイナー滝(Lichtenhainer Wasserfall)まで運んでくれます。電車は小川に沿って走りますが両岸には時々砂岩の露出したバスタイの小型のものを見ることができます。この電車の料金は往復で3.50ユーロです。
2013.6.10 掲載
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