2012年11月 リヴィエラ(その1)セボルガ
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村の入口。左右に仏伊の国旗 「どちらでもない」の意思表示か? |
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今回の旅の目的は、自称独立国と称する「SEBORGA(セボルガ)」という村を覗いてみようということでした。結果を先に言ってしまうと、シーズン・オフで観光案内所も閉まっており、関係者からの話を聞くことはできませんでした。
ただ、東京よりも暖かなリヴィエラの美しい海岸を満喫しました。
今回の旅程は、
【13. Nov.】
Narita(成田空港)10:25発 → Frankfurt(ドイツ/フランクフルト空港)14:15着 by LH711
Ffm(フランクフルト)16:30発 → Nice(ニース)18:00着
【14. Nov.】
Nice 08:25発 → Ventimiglia(ヴェンティミリア)09:13着
30分ほど待たされて、乗り継ぎ6分ほどで次のBordighra(ボルディゲラ)に到着。
ボルディゲラの観光案内所で「セボルガはシーズン・オフで案内所は閉まっており、B&Bが1、2軒しか開いていない」と聞き、駅前の宿をとってから10:45発のバスでセボルガに向いました。セボルガ到着は11:15で30分間バスは海岸線から一気に標高513mを上ります。
バスは村の入口の広場に着きました。観光案内所ばかりかこの広場に面したカフェ兼レストランも閉まっていました。この広場から西南の方角を見ると、イタリア国境の先のモナコの辺りまで海岸線が続いていました。
そこから村に入って少し上ったところに泉があって、その周りの土産物屋が2軒開いていました。そこから小さな道をさらに上ったところのレストランとさらに迷路の奥のB&Bが開いていると案内してくれましたが、外出中か誰もいません。電話番号を教えられましたが、こんなところにいたら退屈だろう、と思い滞在は諦めました。次のバスが出る14:15まで3時間もあり、この間に村を歩いて写真を撮りましたので紹介します。
セボルガは古い公国(Principality)で歴史に現れるのは954年にヴェンティミリア伯、ギドがフランスのレリン(Lerins)にあるベネディクト派の修道院に与えたとの記述によってです。1729年ベネディクト派修道院はこの地をサヴォイ公に売り、サルジニア王国の一部となり、これが後にイタリアとなりました。
セボルガからボルディゲラに戻りこの地に19日まで滞在し、サンレモまで足を伸ばしました。
その後は、
【19〜21. Nov.】
Bordighra(ボルディゲラ)〜Nice(ニース)ここで2泊
【21. Nov.】
Nice(ニース) 10:25発、Frankfurt(ドイツ/フランクフルト)12:15着
Frankfurt 13:25発の飛行機(機内泊)で、翌日(22. Nov.)Narita(成田空港)8:25着
という旅程で帰国しました。
2013.2.21 掲載
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