2012年8、9月 ドロミテの旅(その10)ファルツアレーゴ・パス
翌9月11日はバスでファルツアレーゴ・パス(FalzaregoーPass 2117m)を訪ねました。コルヴァラ(10:02発)からブルネックの方向に下ると、最初の町がシュテルン(Stern 1483m)で、ここから東に谷を入ります。ザンクト・カシアン(10:22通過、St.Kassian 1537m)、ヴァルパロラ・ヨッホ(ValparolaーJoch 2192m)を通ってファルツアレーゴ・パスに10:47着きました。この峠からコルティナまでは僅か16kmです。ただ州が変わるのでバスを乗り換えねばなりません。
峠でバスを降りるとまず目に付くのは北のクライネ・ラガツオイ(Kl.Lagazuoi 2728m)に向って架けられたロープウエーです。その左、北西の方角には今通って来たばかりのヴァルパロラ・ヨッホを少し高い位置に見上げることになります。
その左、西にはヘクセンフェルツ(Hexenfels 2477m)が聳え立っています。
さらに南にはヌヴォラウ(Nuvolau 2575m)、東にはチンケ・トリ(Cinque Torri 2362m)が見えます。ただ東から東北にかけてはコルティナの方向に少し開けてなだらかな下りになっています。
この日の反省点としてはヴァルパロラ・ヨッホ付近の景色がよく、ファルツアレーゴ・パス間では下りとなっているので、一駅手前のヨッホで降りてパスまで歩いた方がよかったと思います。次の機会にはそうするつもりです。
14:15に峠を出、ザンクト・カシアン(St.Kassian 1537m)で14:40に途中下車しました。バスは西北に走っていますが、右手北東にドロミテの山々を見上げることができます。今来た道の方向、南東を振り返るとさっき見た山々を左からランガツオイ、ヌヴォラウ、へクセンフェルツの順にみることができます。素晴らしい景色でした。
2013.1.14 掲載
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