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赤倉温泉の薬師堂・毘沙門堂

2011年11月 赤倉温泉

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一気に冬が訪れた赤倉。
正面に妙高山が見える。

11月21日(月)から二泊三日のクラブツーリズム主催のバス旅行で新潟県上越にある赤倉温泉を訪ねました。
  本当に久しぶりで、新入社員の頃以来、それもスキーで来たので、全く昔のことは思い出せません。

私たちが泊った宿は赤倉ホテルのアネックスで、冬場は朝食付きで六千円の看板が出ていました。日本では清水の舞台から飛び降りるような大値引きなのでしょう。ただオーストリアの朝食付きでシングルが25ユーロ(邦貨換算で今なら\2600)に慣れている私には魅力は感じられません。

もっと驚いたことは、11月になっても冬のカタログが用意されていず、観光案内所は「それは自分たちの仕事ではない」と知らん顔でした。旅館は高い、雪は悪い、滑降に標高差がない、これではお客は来ません。話を聞くと温暖化の影響か、最近ではクリスマスに雪がないこともあるようです。我々の年寄り世代にとっては日本の代表的なスキー場がこんな状態と言うのは淋しいことです。豪雪地として有名だった燕温泉もリフトの運行を止めたそうです。

着いた日は初雪とかで、どうなるかと心配しましたが最後の三日目には妙高山もその姿を見せてくれました。

この地で岡倉天心が亡くなったことをはじめて知りました。
  彼を祭った六角堂、住んでいた家など写真に撮りましたのでご高覧ください。

ラシェッツ(Raschoetz)
岡倉天心六角堂と妙高山  天心の住居の先に妙高が見える。
(ボタンをクリックすると写真が切り替わります)

2012.2.3 掲載


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