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クロアティア・プリトヴィチェ湖(下湖)の風景

2011年5月26日〜6月22日
クロアティアと南チロルの旅(その2) プリトヴィチェ湖

クロアティア・プリトヴィチェ湖の位置

5月26日9:30にLH(ルフトハンザドイツ航空)で成田を発ち、フランクフルト(14:20着)経由でザグレブにその日の19:20に着きました。観光案内所は閉まっているようなので、『地球の歩き方』にバスターミナルの近くと紹介されていたホテル・スリシュコを訪ねてみました。54ユーロと私には高い値段でしたが、重い荷物をもって歩き回るのも大変で、立地のよいことで妥協しました。今回の旅行中で最も高いホテルになりました。一応シャワーとトイレ、TVそれに朝食付きです。

翌朝は朝食後直ぐに近くのターミナルからサダール行きのバスに乗り、少し遅れましたが11時過ぎにはプリトヴィチェ湖に着きました。バス代はバス会社によって違うそうで、私の乗ったバスは95クーナ(※)にトランクの代金を7クーナ取られてトータル102クーナでした。

荷物をもっての旅なので、バス停から一番近かったホテル・ベルヴューに飛び込んで部屋があるか、と尋ねました。52ユーロと42ユーロの部屋があって、安いほうは地下でTVもありません。どうせ寝るだけとこの部屋にしました。一応シャワーもトイレも朝食も付いています。この湖にはホテルが三軒あって、隣のホテル・イェゼロはベルヴューと同じ経営で、ベルヴューの宿泊客は夕食はイェゼロで取ることになります。もう一つがホテル・プリトヴィチェです。

* * * * *

到着した5月27日はよいお天気でした。
  早速下湖を見ることにしました。ヴェリキ・スラップと呼ばれる落差78mの大滝がお目当てです。クロアティア最大の滝だそうです。ホテルのある入口2は丁度上湖と下湖の中間の大きな湖の畔にあって、ここから(P1という)対岸(P2)にボートが出ていて、上湖はそのまま歩いて上りますが、下湖へはまたボートを乗り継ぎます。

下湖(P3)へ向うボートの中から
大滝の手前で下湖から落ちる水

ボートの着くところがP3で、ここにはレストランや土産物屋もあり、観光客の溜り場になっています。ここから下湖の道は左手の湖を上から見下ろす道と右手の湖に沿って歩く下の道に分かれています。

プリトヴィチェ湖の下湖の風景

第一日目は湖に沿ったコースを取りました。湖の上に木の道が造られていて、池と池の間は小さな滝になっています。最後に落差のある湖を下ったところに、反対側の川から流れ込んでいる大滝がありました。

photo
プリトヴィチェ湖の大滝(ヴェリキ・スラップ) 大滝の遠望
(ボタンをクリックすると写真が切り替わります)

大滝から対岸の小高い丘に上って、下の景色を見ながら少しホテルの方角に戻ったところ(ST1)に、迎えのバスがきています。バスで湖の入口の切符売り場(ST2)まで戻って下の池を一回りしたことになります。後で教えられたのですが、P2とP3の間を運行するボートには、一日一度片道しか乗ることができません。このルールで人の流れをコントロールしているのです。

プリトヴィチェ湖
ST1へ向う途中で上から見たプリトヴィチェ湖の下湖

翌28日は一日中雨で、隣村のムキニェのスーパーに二日分の買い物に行きました。近道を教えられて10〜15分くらいの近さでした。この村に民宿があるそうですが、詳細は調べませんでした。


※「クーナ(Croatian Kuna)」はクロアティアの通貨単位。

2011.8.5 掲載


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