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ホテル・アンビエント・安曇野と穂高神社

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ホテル食堂からの眺め

2月27日から3月2日まで3泊4日の旅をしました。例によってクラブツーリズムの企画で、穂高温泉の宿に3泊4日して、朝夕二食付でダブルの部屋を独り占めで、\29,800でした。

今回はバスでなく中央線の特急利用で、あっという間に松本駅に到着し(最も、中央線の名物?人身事故で40分ほど遅れましたが)、バスより人気があるのが分かりました。

残念ながらお天気には恵まれず二日とも穂高では雨でした。ホテル・アンビエント・安曇野は標高1000mで、3月1日には雪が降りました。温泉と食事がお目当てだったので、天候のほうは目を瞑りました。今度来るときにはきっとお天気になるでしょう。

毎日朝三回穂高駅経由で松本までバスが出ます。松本は知っているので穂高駅の周辺を歩くことにしました。まず鉄道の駅が穂高神社の建物を模して建てられています。

穂高駅前の道祖神(左)と穂高神社を模した駅舎(右)

この町は穂高神社の門前町といえそうです。祭神は安曇の比羅夫です。日本水軍の指揮官で、白村江の戦で亡くなったと伝えられています。安曇野は昔湖だったとの伝承がありますが、それにしても水軍の大将がこんな信州の山の中に祭られているのはぴんと来ません。

近郷から集められた道祖神やいろいろの石碑が境内に建てられていますが、私の注意を引いたのは、「雪散るや 穂屋の芒の 刈りのこし」と書かれた桃青霊人(芭蕉)の碑と犀水という人の「安曇野や 宮居麗に 仰ぐ富士」という句碑で、安曇野から富士山が見えるのか、まだチェックしていません。

境内にある大欅は川端康成をはじめ数多の文人が賞賛したと記されていました。

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[今回の地震について一言]
  地震が起ったときには池袋にいました。バスで渋谷に出ようとしましたが、これが失敗でした。
2時間近くも待ってバスが道路の渋滞で動いていないことが分かりました。7時すぎに諦めて歩き出し、1時間強で新宿に着きました。ここからバスに乗りましたが動きません。ちょうど大江戸線が動いたという情報が入って青山一丁目から銀座線に乗るつもりが、ホームを間違えて半蔵門線のホームで一時間近く待ったでしょうか。中央林間行きの10時半ころの一番電車に幸運にも乗ることができ用賀駅から歩いて、やっと11時半に家に着きました。
  もし3時頃から歩いていたら4時間と見て、7時か8時には家についていたはずです。
  兎に角地震に遭ったら歩きましょう。


2011.3.28 掲載


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