2010年夏 スペイン大西洋岸の旅 -その6- ヒフォン
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北に突き出た公園から西にある港の入口を眺める |
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繁華街のカフェもまだ午前中で静か |
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8月6日、やっと天気も落ち着いて、日帰りで北にバスで一時間ほどの港町ヒフォン(Gijon)を訪ねました。バスで往復4.10ユーロ。まあまあの値段です。
この都市は街の真中の丸い半島が東西を分け、西は港、東は砂浜の海水浴場になっています。半島は小高い丘になっていて、周りをぐるりと見渡せます。その根元の傾斜地が旧市内になっていてレストランが軒を並べていましたが、ここも各店が談合をしているのか昼食メニューの値段は12ユーロに統一されていました。
バスのターミナルと鉄道の終着駅は直ぐ近くにあって、そこから港まで歩いても10分ほどでした。港には観光案内所があって、東に半島が聳えていて、その上が公園になっています。公園を抜けると、その東側には砂浜の海水浴場が広がっています。
気温は25度もないのに水浴びの客で一杯でした。日本人の私はとても水に入る気にはなりません。それでもここはまだましな方で、ドイツやオランダの海岸では20度位でもこちらの人は平気で泳いでいます。
丘を下りた海水浴場の入口には、この地下にローマ時代の浴場跡があるとの表示が出ていました。シーザーは今のイギリスまで行きましたから、この辺りはローマの船の通り道だったのでしょう。ア・コルーニャのヘラクレスの塔から東へこのヒフォンを通って、陸地沿いにフランスのボルドーへ向ったのでしょう。
8月9日の夕方オヴィエドを出て、夜行バスでバルセロナい向かい、一泊して日本に帰りました。
2010.12.6 掲載
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