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2010年夏 スペイン大西洋岸の旅 -その4- オヴィエド(1)

北スペイン大西洋岸
(ガリシア・アストゥリアス)地図
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オヴィエドの町並み

7月30日(金)朝9:30にア・コルーニャのバス・ターミナルを出発しました。オヴィエドの到着予定時間は14時でしたが、30分ほど遅れました。ア・コルーニャを出たバスが一山越えると大西洋に沿って走ります。21.61ユーロというバス代は4時間半の旅としては安いのではないでしょうか。大西洋はフランス領まで続いていて、私の乗ったバスも国境まで行くバスでした。バスの良い点は乗換えのないことです。

私はアストゥリアス地方の州都オヴィエドでバスを降りました。何度も書いてきたように、駅前の不動産屋に紹介されたアパートに10日間も滞在し、ここから先に予定したカンタブリアとバスク地方への旅は次の機会までお預けになりました。

最初のうちお天気が曇り勝ちだったので、街中をぶらぶら歩くだけでした。
  この地方はレオンやブルゴスといった都市から山脈で隔てられていて、そのためイスラムの侵入から逃れ、8世紀にアストゥリアス王国を建国し、レ・コンキスタの中心地となりました。

イスラムによる破壊の被害から逃れたために、ロマネスク様式より古い石造りのプレ・ロマネスク様式の教会が残っていて、世界遺産になっています。その教会が市内に一つ、郊外に二つあり、また地方にも幾つかあって、その一つも訪ねました。
  到着後曇天が続いて郊外のプレロマネスクの二つの教会を訪ねたのが8月3日でした。

今回はオヴィエドの旧市街を中心にこの都市を紹介します。

オヴィエドは794年にアストゥリアス王国の首都となった古い都市ですが、1934年の鉱山労働者の蜂起と1937年のフランコ軍との戦闘によって街はカテドラーレも含めて破壊されました。わずかに残る歴史地区(旧市街)が世界遺産として登録されています。

旧市街にはエル・フォンタン、泉があり、その周りがピアツア・デル・フォンタンと呼ばれ市場やレストランがあって人出で賑わっています。
  カテドラーレの近くにはサン・ティルソ教会、大学などの建物があります。

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次回はこの地方に残されたプレロマネスク様式の建物について、その次は北の港町、ヒフォンについて紹介する予定です。


2010.11.10 掲載


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