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4月13日にシュルッフゼーとティティゼー、4月19日にティティゼーとフライブルクを訪ねました。昨年は標高858mのティティゼーにまだ雪が残っていたので、その奥のシュルッフゼー(町の標高950m)まで行くことを諦めました。今年は雪は消えていて、フライブルクからの直行列車で先ずシュルッフゼーを訪れました。 鉄道の終点はゼーブルグ(Seebrugg/標高932mでこれが湖面の高さ)で、ここまでシュルッフゼー(Schluchsee)が広がっており、駅の正面にダムの堤防が繋がって見えました。この湖は長さ8km、幅が0.5〜1.5km、深さが60mにも達し、シュヴァルツヴァルトで最大の湖です。 フライブルク(Freiburug)からティティゼー(Titisee)まで東に向ってきた鉄道は、ここから南西にベーレンタール(Baerental)まで。そこがこの地方の最高峰であるフェルドベルク(Feldberg/1493m)への入口になっています。鉄道はここから南東に向きを変え小さな湖を過ぎてシュルッフゼー、ゼーブルグに向います。 ゼーブルグは駅だけがあってバスが発着していますが、他には何もありません。一駅戻った湖と同名の町、シュルッフゼーは駅から丘を上ったところに町があり、中心の湖を見下ろす広場には中世に建てられた教会や新しい町役場があります。友人の家で「このビールが一番旨いよ」と薦められた"Rothaus"というビールはここから東の隣町、ロートハウス(Rothaus)で作られていて、ここでもティティゼーでもあちこちに大きな看板がでていました。ここでは昼食をとったときに、生ビールを飲みました。今年は氷こそ張ってはいませんが、湖の標高が932mということもあって木々はまだ丸坊主でした。 帰り道に立ち寄ったティティゼーはこの地方、ホッホシュヴァルツヴァルト(Hochschwarzwald)の代表的な保養地ですが、まだシーズン・オフで人影もまばらでした。この湖はシュルッフゼーに比べると大分小さくて長さ2km、幅0.5km、深さ39mです。地の利もあって昔からリゾート地として有名です。
2010.6.11 掲載
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