2010年4月、ドイツのシュヴァルツヴァルト(黒い森)
4月8日から21日まで、ドイツのシュヴァルツヴァルトに行ってきました。
今回の計画の失敗は、「イースター明けの南ドイツの平野では一斉に花が咲き乱れる」ということばかりを考えて、「イタリアなら三月生まれ、イギリスではエイプリル・ウエザー」という一番変わりやすい天候の時期だったことをすっかり忘れていたことです。
ドイツも勿論「アプリル・ヴェター」といって天候の変わりやすい時期です。ただ結果だけをいうと、一日、二日午前中に雨に降られたほかは素晴らしいお天気に恵まれました。でも、次回はやはり「Im Wunderschoenen Monat Mai(麗しき五月)」に行くことにしました。
もう一つ今回の旅行の特記すべき事柄は、アイスランドの火山噴火です。私の帰国する4月20日の前日まで一週間ほどほとんどの北ヨーロッパの空港が閉鎖されていました。20日の朝のTVは14時までドイツの全空港が閉鎖される、と報じていました。
でも私は安い切符を買った悲しさで、空港で書き換えてもらわないと、切符が無効になってしまいます。兎に角フランクフルトの空港に9時すぎに着きました。この空港ではドイツ鉄道の駅の上でチェック・インができる仕組みになっています。何と荷物を受け取って貰いました。
後で聞いた話ですが、ルフト・ハンザ航空は20日の朝、日本の成田、関空、中部国際空港の三空港から飛行機を飛ばしました。私はその帰りの?便に乗れたようです。乗って驚いたのは機内がガラガラ、窓際の三席を独り占めできました。一週間も飛ばないのにその間待っていた人たちはどうしたのでしょうか。やはり近頃の日本人は少し変ですね。毎日14時まで空港閉鎖、続いて一日閉鎖の連続で「狼少年」のような気持になっていたのでしょうか。
*今回の旅の大まかなスケジュールを下記に紹介しておきます。
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【4月8日】LH711便で、15時にはフランクフルト着。
鉄道でオッフェンブルク。友人の車でゲンゲンバッハへ。ここに20日まで滞在。
【4月9日】ゲンゲンバッハの街を散歩。夕方から友人宅。
【4月10日】バーゼル、フライブルク。
黒い森の町に泊まると、鉄道とバスが無料で使えます。
【4月11日】午後友人の車でムンメルゼーへ。
【4月12日】ドナウエッシンゲン、ホーンベルク。
【4月13日】シュルッフゼー、ティティゼー。
【4月14日】朝は雨、晴れてから近郊を散歩。
【4月15日】午後友人の車でフランス、アルザス地方のモン・サン・オディールへ。
【4月16日】フォルツハイム(黒い森の北の外れ)
【4月17日】ドナウエッシンゲン、フィリンゲン。
【4月18日】午前中近郊を散策。午後友人宅。
【4月19日】ティティゼー、フライブルク。
【4月20日】フランクフルト経由帰国
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ざっとこんなスケジュールでしたが、これを
- ゲンゲンバッハとその周辺
- バーゼル、フライブルク。
- ドナウエッシンゲンとドナウ源流行
- シュルッフゼー、ティティゼー。
- ムンメルゼーとモン・サン・オディール
- フォルツハイム
の順に紹介してゆきます。
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ゲンゲンバッハで |
ゲンゲンバッハの公園の春景色 |
2010.5.6 掲載
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