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09年11月 夜間瀬と小布施の旅

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夜間瀬温泉の露天風呂「遠見の湯」
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夜間瀬温泉からの眺望

11月27日から2泊3日でよませ温泉に、クラブ・ツーリズムのバス旅行で行ってきました。今回は脚の療養が目的のはずだったのですが、家に戻ったら今度は腰痛まで加わって再発でした。それにγ-GTPが180もあって、ここ二、三年血液検査をやってないので、いつから悪かったのか、気になっています。

よませ温泉は北志賀高原スキー場に属していて、信州中野と湯田中の間に位置しています。私が泊まったセラン・ホテルは高台にあって夜景が素晴らしいのですが、私の部屋は山側で何も見えません。二食付で17,000弱の値段ですから文句はいえません。
  食事は四食ともヴァイキングで、年甲斐もなく食べ過ぎました。美味しかったですよ。

二日目の朝、ホテルから湯田中までバスを出してくれました。小布施は湯田中から長野電鉄の特急で、信州中野の次の停車駅です。
  小布施といわれて知っているのは、北斎が晩年何度か訪れたことと、栗のお菓子が名物だということくらいでしたが、落ち着いた田舎の町でした。

逆光だったので写真がありませんが、北斎館には晩年の40余点の肉筆画がありました。北斎が小布施を訪れたのは83歳の秋で、その後四回も訪れたそうです。江戸と小布施の間を恐らく自分の足であるいたのでしょうから、本当に健康だったのだと羨ましく思いました。
  また北斎といえば、『東海道五十三次』や『富嶽百景』などの版画しか知りませんでしたが、肉筆画の迫力を身近に感じました。

「小さな栗の木美術館」は桜井佐七氏の個人コレクションを集めていますが、小さなお庭が気に入って何枚か写真を撮りました。ここから栗の小径を抜けると北斎館です。見るところが集まっているので、町中の観光は時間を取りません。しかし、有名なお寺は散在しているので、じっくり見るには時間がかかります。

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2009.12.23 掲載


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