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コシツェに着く頃には雨も止み、駅から街の中心を通って観光案内所で安宿を探しました。シャワー、トイレ付きでシングルというと一番安くても朝食なしで43ユーロ(\140/ユーロで計算すると\6020ですから、大した金額ではないといわれる方もいるでしょう)とのことでした。 この都市で私の興味を引いたのは、聖アルジュベティ教会とそれに隣接する聖ミハエル礼拝堂でした。聖アルジュベティ教会は目抜き通りのフラヴナー通りのほぼ中央に位置して、スロヴァキア最大のカテドラルで、1506年にゴシック様式で建てられています。隣の聖ミハエル礼拝堂もゴシックでした。
その日の内にタトラのスタリー・スモコヴェツの安宿に戻りました。ホテルの人たちは皆何となく好意的に思えました。それから四泊。8月10日にトレンチーンに向かいました。列車の中からも中央ヨーロッパ最大といわれるお城が街の上に聳え立っているのを見ることができます。 観光案内所が紹介してくれたのは、「地球の歩き方」にも出ていた?ペンジオーン・スヴォラドでしたが、シャワー、トイレ付き、朝飯なしで26ユーロでした。まあ一晩だし妥協しました。良かったのは冷蔵庫がついていて、通りの向かい側にCOOPのスーパーがあったことです。朝食も夕食も安く済ますことができました。このペンションは学校のドーミトリーのような感じのところです。 この都市は何といってもお城です。早速登ってみました。土地の人も旅行者も大勢の観光客で賑わっていました。周囲の景色を堪能しました。
翌11日には、トレンチーンからブラティスラヴァを経由して、ウイーン西駅からアムシュテッテンで乗り換えゲゾイセのグシュタッテンボーデンに向かいました。
ここで両国の鉄道事情に触れます。 2009.10.14 掲載
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