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シュヴァルツヴァルトへの旅 09年4月(その4)
カルフとヒルサウ

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カルフの役場の広場と建物 ヘッセの生家
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翌4月9日木曜日には、シュヴァルツヴァルトの北東部にあるカルフとその隣町のヒルサウを訪ねました。

カルフは詩人のヘルマン・ヘッセの生まれた町として知られています。また、この町を貫流するナゴルト川に架かる橋の上にあるニコラウス教会によっても有名な町です。この教会は1400年にゴシック様式で建てられたものです。

ゲンゲンバッハを9:12発の鉄道でフロイデンシュタットに10:17に着き、乗り継いでホッホドルフで更に乗り換えて11:32にカルフに着きます。

カルフの町はナゴルト川の両岸に跨っていますが、両岸の山が迫っていて左岸の役場の周りに有名な木組みの建物が集まった小さな町です。

この広場にあるラートハウスシュテューブレのテラスで少し季節には早すぎるのですが、昼食にシュパーゲル(アスパラガス)を食べました。まだ少し茎が固いのが気になりました。

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北隣がヒルサウの町で、修道院の遺跡がナゴルト川の左岸に広がっています。この修道院は翌日訪ねたアルピアスバッハの修道院や、ヘッセが逃げ出した今では世界遺産になっているマウルブロンの修道院と共に、この地方での代表的な修道院の一つでした。

1059年にはじまり1692年にメラッチによって破壊されたといわれます。

2009.5.22 掲載


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