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4月6日に偶然空いた部屋をゲンゲンバッハで見つけました。部屋は半地下ですが、イースターの休暇中なので文句もいえません。24ユーロ+2ユーロで朝食付きです。2ユーロはクアタックス(入湯税)で、ゲンゲンバッハの宿泊客には、シュヴァルツヴァルトの鉄道とバスが乗り放題という特典があります(但し鉄道は普通列車に限る)。 4月7日の火曜日、ゲンゲンバッハからオルテナウSバーンという支線で、オッフェンブルクに出て、そこから南下しフライブルクを訪ねました。約一時間の鉄道の旅です。環境に留意する都市として有名ですが、私が今回歩いたのは、昔お城のあった裏山でした。 フライブルクの鉄道のメイン・ステイションから街は東に広がっています。五、六分でインフォーメイションのある市役所広場に出て、その少し先がこの街の象徴ともいえるミュンスター(司教座教会)です。その先は切り立った丘になっていて、ここからは既にシュヴァルツヴァルト(黒い森)がはじまっているといわれています。 ミュンスターの北にシュタットガルテン(市の公園)があり、ここから登山電車が出ていますが、生憎とシーズン・オフで動いていません。そこで上まで徒歩で上りました。
この都市の東約30キロにティティゼーという湖があります。昔一度車で走ったはずですが、ムンメルゼーと違って全く何も覚えていません。そこでフライブルクを昼食までで切り上げて鉄道でティティゼーに向かいました。参考までにゲンゲンバッハからオッフェンブルクは10キロ、そこからフライブルクまでは63キロです。
そうしたらここでもまた、一駅手前のヒンターツアルテン(885m)で、雪が積もっていました。ティティゼーも標高は858mで、写真のように町の中でも片隅にまだ雪が残っていました。ただ日差しはきつく、半袖でも過ごせそうな暖かさでした。このところ昼間は25度と、東京よりも暖かい日が続いていましたが、夜になると暖房が入ります。この辺がドイツらしいところで、ドイツでは夏でも日の照らない日が続くと暖房が入ることがあります。 実はここから更に南のシュルッハゼー(950m)に行きたかったのですが、ティティゼーの雪を見て、夏に出直すことにしました。 2009.5.7 掲載
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