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今年もシュトバイ・タールでスキーを楽しみました(2008/1)


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シュトバイ氷河のスキー場

1月8日から17日までシュトバイ・タールの氷河の上でスキーを楽しみました。

これで三年目の冬です。それまでは三年ほどオーストリアとスイスの国境に近いモンタフォンの谷でスキーをしていました。この谷の中心はシュルンスという町で、アーネスト・へミングウエイがまだ売り出し前に二冬を過ごしたところです。

私が行かなくなったのは、インスブルックから三時間ほども、まだ鉄道を乗り継ぐのが大変になったからです。こちらシュトバイ・タールはインスブルックからバスで五十分ほどでノイシュティフトという町に着きます。日本からの長旅を考えると、こちらが便利ということになりました。


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スキー・リフトの山頂駅

インスブルックの近郊には三千メートルの氷河の上で、夏でもスキーのできるところが五箇所もありますが、その中でも一番インスブルックに近くて便利な場所がこのシュトバイ・タールです。リフトの谷駅までインスブルックの中央駅から一時間半弱です。ノイシュティフトからなら四十分くらいです。

このスキー場は三千メートルですから雪の心配はありませんが、風の強い日があるのが難点です。今回も一度は十時過ぎまでリフトが動かず、もう一日は完全にリフトが止まりました。十日の間に二度は問題といえます。一月初めがそんな時期に当たるのか、機会があれば調べます。

スキーについては13日に転んだときに突指したと思ったところが、なんと靱帯裂傷で未だにギブスを填めています。ということで今回のスキーは「年寄りの冷や水」でした。

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ノイシュティフトの教会

向こうでTVを見ながら感じたことを二、三記します。

サッカーでは、あのドイツ大会でドイツ・チームの監督だったユルゲン・クリンズマンが來シーズンの7月からバイエルン・ミュンヘンに戻ってきます。今ミュンヘンは首位を走っているのに。それでもファンは大歓迎、このニュースで持ちきりでした。

次が日本でも少し話題になった、ノキア社のボフムからの撤退。一万五千人ほどが失業すると大騒ぎです。ノキア社の言い分はルーマニアなら賃金が十分の一で済む。このボフムでは今、小野伸二が英雄になりつつあります。

一番日本にとって問題だったのは、n−tvというTVの経済チャンネルで遂に日経ダウの株価が最終結果しか報道されなくなったこと。個々の銘柄についてはアジア株の報道がなくなりました。日本パッシングを通り越して、日本ナッシングになってきました。危機感を感じます。


2008.4.23 掲載  




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