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チロルでスキー 第1回


2005年1月17日から26日まで短い間ですがオーストリアにスキーに行きました。
 日頃の行いが悪いのか、すっきりと晴れた日はわずかに二日でした。  仕方がないので昨年の写真も入れて、スキー場の様子をお知らせします。

私が昨年、今年と訪れたスキー場はオーストリアのチロル地方にあります。
 いわゆるアルプス地方のど真ん中です。

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ノイシュティフトの酒場

成田を11時35分に飛び立つと、ウイーン着が現地時間で16時、17時40分発の国内便に乗り換えて18時45分にはもうインスブルックに着きます。
 今回は運がよくて早め早めの到着でした。19時05分のバスは逃しましたが、20時15分のバスで、21時には宿に着きました。日本時間で朝の5時ですから、本当に長い一日でした。それでもその日のうちに目的地に着けるのですから、便利になったものです。
 バスはインスブルックの中央駅から出ており、駅構内でも駅前でも喫茶店やレストランが並んでいて待ち時間をつぶせます。

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アイス・グラート山頂駅の風景

ノイシュティフトのよい点は、飛行場のあるインスブルックから近いことと宿が比較的安いことです。私の場合は、シングル、シャワー、トイレ付きで朝、夕食付きのハーフ・パンジョンで一泊35ユーロでした。 他のスキー場なら朝食のみ付いた値段です。  ただ三千㍍の氷河の上までゴンドラで上るために、リフト代とスキー・セットの借り賃が嵩みます。リフト代が6日間で113ユーロ、スキー・セットが119ユーロでした。これは手ぶらで出掛けゴンドラの山頂駅でスキーを借りるときの値段です。街で借りて担いで行けばほぼ半額の60ユーロで済みます。

へミングウエイがまだ売り出し前に、当時はリフトもなくて山スキーを楽しんだスイス国境に近い、フォーアールベルクのモンタフォンの谷にあるシュルンスは、二千㍍ほどの高さでリフト代はやすいのですが、インスブルックから鉄道を乗り継いで夜中の12時に現地に着くのがきついのと宿代と食費がノイシュティフトより高いのでこのところ敬遠しています。

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ガムスガルデン

シュトバイタールの一番奥にあるシュトバイアー・グレッチャ—(氷河)・バーンは山麓駅の1750メートルからアイス・グラートの山頂駅2900メートルまで登り、更にゴンドラを乗り継いでシャオフェル・ヨッホ3165㍍まで上ります。  滑ったのはここから別のゴンドラの山頂駅、ガムスガルテン2300メートルまでの標高差にして865メートルでした。

2005.4.20 掲載

 

 

 

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