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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2005年4月25日発行 ━
●━━ 若手国会議員メルマガ 『未来総理』 第133号 ━━━━━━●
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もうすぐゴールデンウイークですが、みなさんは何か予定をたてています
か?海外旅行に行く方も多いと思いますが、中国・韓国にいかれる予定の方
は心配なのではないでしょうか。反日運動は少しずつ沈静化しているようで
すが、根本的な問題を解決しないと、いつまた起きるかわかりません。
過去の歴史や教育問題など根は深いと思いますが、自分達の考えを一方的
に押し付けあうのではなく、お互いに歩み寄るという姿勢が大事なのではな
いでしょうか。
今回は公明党の荒木清寛議員から原稿が届きました。
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目次
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■「『政冷経熱』の打開を願う」
荒木清寛(参議院議員・公明党・比例)
■読者の意見
◎編集後記
◎次号予告
◎未来総理メンバーの紹介
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■ 「『政冷経熱』の打開を願う」
荒木清寛(あらききよひろ・参議院議員・公明党・比例)
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現在の日中関係は、憂慮すべき状況です。
私は3月18日の参議院本会議での質疑で、「政冷経熱」と言われる日中関
係の改善に総理が指導力を発揮すべきであると質しました。このままでは経
済まで冷え込んだ関係となってしまいます。当面は成長が続く中国経済と深
く関わることなくして、日本経済の再生はありえません。
中国各地における暴力を伴う反日デモを正当化出来ないのはもちろんです。
近年の行き過ぎた反日教育により、中国の若者が日本の現状を正しく認識し
ていないことも背景の一つにあるのでしょう。
しかしここまでの関係悪化について、日本側に反省すべき点はないのでしょ
うか。日本政府は、過去の植民地支配と侵略について、中国を含むアジア諸
国の人々に対し重ねて反省とお詫びの気持ちを表明しています。ドイツに比
べてわが国の戦争責任の取り方が不十分であるということは、決してないと
考えます。なぜそのことが、中国側に正しく理解されないのでしょうか。
私は、A級戦犯がまつられている靖国神社に総理をはじめ閣僚が公式参拝
することに反対です。憲法論議はひとまず置くとしても、被害者の立場にあ
る人々がどのような感情を抱くのかを十分に想像すべきであるからです。
こうした膠着状態を打開するために先週、日中外相会談と日中首脳会談が
相次いで開かれたことを歓迎します。特に、歴史の共同研究を開始すること
が合意されたのは、予想以上の成果です。また、両国間での若者や学生の交
流を活発にすべきであり、公明党が力を入れている課題の一つです。
日米間の絆は、小泉内閣のもとでかつてなく強固なものとなっています。
これに比べて、政府の東アジア外交戦略はやや不十分であったと言わざるを
得ません。総理のリーダーシップと英断を求めるものです。
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■「読者の意見」
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現在国がどれだけひどい赤字になっているか、これから高齢化社会をむか
え深刻な事態をむかえるか、そんなことは私たち主婦でもなんとなくわかり
ます。
でも一番ハラがたつのは天災でこうなったのではない、ということです。
私は戦後生まれなので、終戦後の混乱期から国民が一致団結して日本を先
進国風にまで押し上げてきた経過は見てきております。しかし、この間なく
してきたのは人間としての品性であり、ルールは金で買うという文化の定着
です。繁栄のドサクサに官僚は国民に奉仕する立場を捨てて、自らの権益の
ために働く人になりました。これをチェックする機能はマスコミをはじめお
金にからめとられて権益側にまわりました。
バブルがはじけても一度手にした権益は誰も手放せず、国民の暮らしの上
前をはねることばかり考えています。
社会保障費、消費税、私たちの税金はいずこへ?
今中国、韓国が騒いでいる問題も、結局日本のリーダー達が戦後処理をき
ちんとしてこなかったせいです。財政赤字の責任ももとから解明し、国民の
前にあきらかにしなければ解決の段取りさえできないでしょう。
結局はまた談合政治で国民をダマス手立てしか考えられないでしょうが、
こんな政治家しか選べない日本の国民が馬鹿なのだから仕方ないと私は考え
ています。(50代・主婦)
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編集後記 吉永歩 (ロゼッタストーン)
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みなさんは選挙の投票に行っていますか?
昨日(24日)衆議院統一補欠選挙がおこなわれました。結果、宮城・福岡
とも自民党の候補が当選しましたが、投票率は36.75%、45.99%と、
どちらも小選挙区制が導入された96年の衆院選以降、過去最低だったよう
です。ここ数年の投票率低下の流れは、またしても止められませんでした。
今回読者の意見にもありましたが、歴史問題や財政赤字、社会保障の問題
など今騒がれていることに対して、政治家の怠慢からくるものだという声は
よく耳にします。しかし忘れてはならないのは、その政治家を選んだのは私
たち国民だということです。それをふまえたうえでこの投票率の低さをみる
と、何かちぐはぐな感じを受けてしまいます。
この国民の半分も投票しないという状況を引き起こしたものは、何なので
しょうか?議員の責任なのでしょうか?国民の怠慢なのでしょうか?私はど
ちらも原因になっていると思います。
これからの政治家は、「政治」は私たちの生活を良くするものだというこ
とをこれまで以上に示していかなければならないし、私たち国民はもっと政
治に責任と関心を持たなければいけないと思います。
「未来総理」へのご意見、ご質問は souri@rosetta.jp までお気軽にどうぞ。
※いただいたご意見は、「未来総理」のほか、「ロゼッタストーンWEB」の
感想掲示板にも掲載させていただく場合があります。
ご了承ください。
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次号予告
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次回の配信は、5月2日です。
小林 温議員 吉良州司議員 近藤洋介議員
松下新平議員 藤末 健三議員
が登場する予定です。
※登場する議員は、変更する場合もあります。ご了承ください。
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未来総理メンバーの紹介
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「未来総理」には、超党派の28名が参加しています。 (敬称略)
◇衆議院
石破 茂(自民党・鳥取) 上田 勇(公明党・神奈川)
大村秀章(自民党・愛知) 吉良州司(民主党・大分)
楠田大蔵(民主党・比例九州) 近藤昭一(民主党・愛知)
近藤洋介(民主党・比例東北) 鈴木康友(民主党・比例東海)
達増拓也(民主党・岩手) 樽井良和(民主党・比例近畿)
樽床伸二(民主党・大阪) 手塚仁雄(民主党・東京)
中塚一宏(民主党・神奈川) 中根康浩(民主党・比例東海)
長島昭久(民主党・東京) 西村康稔(自民党・兵庫)
福島 豊(公明党・大阪) 三日月大造(民主党・滋賀)
細野豪志(民主党・静岡) 丸谷佳織(公明党・比例北海道)
山井和則(民主党・京都)
◇参議院
荒木清寛(公明党・比例) 有村治子(自民党・比例)
小池 晃(共産党・比例) 桜井 充(民主党・宮城)
福島みずほ(社民党・比例) 藤末健三(民主党・比例)
松下新平(無所属・宮崎)
詳しいプロフィールを知りたい方、顔写真を見たい方は、
ロゼッタストーンWEBページで公開しています。⇒ 未来総理プロフィール
各議員のホームページにもリンクしています。
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〒171-0021 東京都豊島区西池袋5−27−9−101 株式会社ロゼッタストーン
発行人:弘中百合子 編集人:吉永歩
Copyright(C) ロゼッタストーン 許可無く転載することを禁じます
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━━━━━━━ 若手国会議員メルマガ『未来総理』(毎週月曜配信) ━
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