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第4回
第4回 東京の森
○月○日 晴れ
何故か私は、子供の頃に接したいろいろなものが突然恋しくなることがあります。例えば、ヒヤシンス、クロッカス、麦わら帽子、蚊帳、魔法使いサリー、鉄人28号etc。 そして最近頭に浮かんで妙に気になっていたのはミズスマシ。友達に「ミズスマシって見なくなったよね。水が澄んでいないからいなくなっちゃたのかな〜。」などと雰囲気トークをしていたのですが、なんとミズスマシ見つけちゃいました!それも原宿で!!
場所は、日本一の参拝客を集める東京・明治神宮。境内を覆う70ヘクタールもの森が、実は天然の姿を目指して80年ほど前に作り出された人工の森だということをご存知でしたか?
クスノキ、シイ、 カシ類などが深い木立を作り、季節ごとに山吹、花菖蒲などの花が咲き乱れます。また、オシドリ、フクロウ、カワセミなど年間100種類以上の野鳥が集まり、訪れる人の耳を楽しませています。
植林された木の本数は17万本にまで増え、ご鎮座50年を機に行われた調査では、わずか50年の間に自然の状態になっていることが分かり、世界的に注目を集めたそうです。 明治神宮が多くの生き物の住みかとなっているのは、この森が自然の生態系を保っているからなのです。
私がミズスマシを見つけたのは明治神宮内の「清正の井戸」。ここから湧き上がる水は下流の菖蒲田や池をうるおすだけでなく、明治神宮の木々をも養っているそうです。それは、ただの滋養の水というだけでなく、この地にみなぎるパワー入り。私は今回初めて知ったのですが、ここは有名なパワースポットのひとつだとか。
是非みなさん、都会の森を楽しむとともに、癒しや開運にお役立て下さい。
2006.8.27 掲載
めぐメグの一緒にmezzo・LOHAS
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