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第129回 2018新年賀詞交歓会 FCCJ Hacks & Flacks Party

1月26日(公社)日本外国特派員協会(FCCJ)恒例の新年賀詞交歓会がPen & Quill Dining Hallで開かれた。

主賓の橋本聖子参議院議員2020東京オリンピック、パラリンピック東京大会実施本部長が準備の進行状況と発展に向けての意欲を語り、続いて駐日ドイツ大使、ギリシャ大使、アンソニー・ロウリーFCCJ副会長が加わった4名の盛大な鏡割りでパーティーが始まった。

[2018新年賀詞交歓会]
  

新年賀詞交歓会はそもそも筆者が十数年前FCCJ副会長当時企画したもので、FCCJ会員のジャーナリスト達が忘年会や新年会に招かれた「Return Banquet(お返しのご招待)」として企業や政府機関などのトップや要人を招待したことから始まった。FCCJ会長が主催し、事務担当が報道委員会、特別企画委員会、クラブ裏方調達先などから招待者リストを作成した。FCCJ自慢のビュッフェ・パーティーでグラスを片手にジャーナリストが取材先などと親交を深め、ネット・ワークを広げる貴重な機会となったのだ。

ところが数年後名前に“Hacks & Flacks”(俗語でブンヤと広告や)と変更されると広報担当者がメイン・ゲストとなることになった。更に今回はパーティー主催にFCCJ会長名に加えて報道委員会とパブリック・リレーション(PR)委員会が入っている。また、従来無償で招待していたゲストに\3800の会費支払を求めている。古い会員たちは「ゲストに支払いを求めるとはFCCJも恥ずかしくなったものだ」と嘆いている。

事務局からの報告によれば、今回の2018賀詞交歓会参加者総数は234名。FCCJ正会員(ジャーナリスト)はわずか21名だったという。来年度の新年会は基本に戻ることを考えねばならないのではなかろうか?

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アンソニー・ローリーFCCJ副会長、筆者、酒井美恵新国立劇場広報室長

2018.2.19 掲載


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