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第19回 吉か!? 凶か!?


毎年恒例の事務所の初詣。スタッフ、メンバーを代表して、今年は社長、アーティストD、アーティストK、そして私の四人で行ってきた。

お供え物を買い、手を清め、そして本堂へ。欲張ってあまりにも長くお願いをしていたため、気が付くと社長とDの姿は無く、待ってくれていたKと一緒に小走りでおみくじの場所へ移動。社長とDが既に車に戻ってしまっていたことに加え、カップルが私の後に並んでいたこともあって、焦って引いたおみくじは何と「凶」! 下記は、がっくりしなから車に戻った後の会話…。

めぐ : びえーん、凶だったぁ〜!
K  : 僕もだよ…。
社長 : え〜オレもだよ!
めぐ : みんな凶だったの!?うちの事務所、今年大丈夫!?
D : ふっふっふっ、僕は吉だったよ〜♪
めぐ : いいなぁーっ!私、凶なんて初めてだよ〜。不吉だぁ〜。
社長 : ところでめぐちゃんは何番だったの?
めぐ : おみくじの番号?(相変わらず不思議なことに興味を持つな・・・と思いながら) 27番だったよ。
D : えっ?僕27番だったよ!
めぐ : えーっ!何で同じ番号なのにDは吉で私は凶なの?
K : えっ?僕、横で見ていたけれど、めぐちゃんが持ってきたのは7番のおみくじだよ。 27番はその左隣だったよ。
めぐ : えっーーーーーーーーーーーっ!!!!!
社長 : 違うおみくじ持ってきちゃったのっ!?
ALL : ・・・。
D : (私を慰めようと懸命に)いや、めぐちゃんってすごいよ。神様が27番だって言っているのに、あえて7番を持って来るんだもんな。自分自身で運命を切り開く女だね!

切り開くって・・・・本当は吉だったのに凶のおみくじを持ってきたんだよ・・・。切り開いてないじゃん・・・。
  それにしても、 おみくじの棒に書かれてあったのは吉の27番。しかし私が持ってきたおみくじは凶の7番。この場合、果たしてどちらが有効なのか…。

たまたま社長がおみくじの番号なんかに興味を持ち、たまたまKが私がおみくじを持ってくるところをしっかり見ていて、たまたまDが私が引いた27番のおみくじを持っていたという、偶然が偶然を呼んで発覚した今回の「おみくじ取り違え事件」。今年は、数奇な運命が私を待ち受けているような気がする・・・。

イラスト

2006.1.25 掲載

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