旅にもいろいろあります。
「大名旅行」などといわれる豪華なものから、仕事のための「ビジネス旅行」など。
私がここで皆さんに紹介したいのは、どちらかといえば、お金に縁の薄い若者と、年金生活者向けの物質的には少々足りないが、心豊かな教養に満ちた旅です。
そうです、今流行りの言葉でいえば「清貧の旅」といえましょうか。
2019年5月 山形県羽黒山への旅
5月27日、鶴岡から羽黒山を訪ねました。ご存知のように6月中旬には新潟の村上市とお隣の山形の鶴岡市に掛けて大きな地震がありました。参道がどの程度壊れたのか気になります。この地震を私は八幡平(6月の旅先)で体験しました。逆でなくてよかったと胸を撫でおろしています。
羽黒山で助かるのはバスでいきなり山頂まで行き、そこから登山口まで逆に降りることができます。ただその勾配がきつく、降りる方が登るよりも私にとっては大変でした。
山頂でまず目につくのは全国各地の神々を祀った霊祭殿です。そこから少し歩くと三神合祭殿、蜂子神社と厳島神社、奥に続く林道がここに立って一回りすると目に入ります。
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[山形県鶴岡市の羽黒山の写真]
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ここから三の坂を下ると南谷への入口があり、さらに下ると芭蕉三日月塚があり、二の坂茶屋に着きます。ここで一休みします。ここから急な二の坂、一の坂を下ると五重塔が見えてきます。今特別公開中でした。
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[山形県鶴岡市の羽黒山の写真]
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この後は道も平坦というか少し上りになります。祓川の岸辺の先には須賀の瀧、そしてゴールは随神門のある登山口です。
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羽黒山登山口にある随神門 |
2019.8.5 掲載 |