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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2003年6月23日発行 ━

●━━ 若手国会議員メルマガ『未来総理』 第42号 ━━━━━━━━●

 このところ、真夏のような暑さが続いています。夏バテしている人はいま
せんか? 今回は、自由党の達増議員と共産党の宮本議員から原稿が届きま
した。
 宮本議員の原稿にもあるように、政治家を信用していない人は、なんと
83%。その数字を聞いても、「それはそうだろうなあ」となんとなく納得し
てしま うところが、いまの日本の悲しさです。
 このメルマガに参加している『未来総理」たちは、まだそんなに汚れてい
ないはず。これまでの政治家色に染まらないで、市民感覚を忘れずにいてほ
しいと 思います。


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  目次
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 ◎「日本の政治はアジア型(しかも後進)」
  ▼達増拓也(衆議院議員・自由党・岩手)

 ◎「政治家の信用度について」
  ▼ 宮本岳志(参議院議員・共産党・大阪)

 ◎ 「世界における日本の立場」について、読者からのご意見

 ◎編集後記
 ◎次号予告
 ◎未来総理メンバーの紹介

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 ■「日本の政治はアジア型(しかも後進)」
         達増拓也(たっそたくや・衆議院議員・自由党・岩手)
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 アジア諸国の自由主義政党や民主化政党が加盟する「アジア自由民主評議
会」の大会が5月29日から31日までスリランカで開かれ、私は日本の自
由党を代表して参加してきました。テーマは経済開発。私は「市場へのアク
セス」というセッションの議長を務めました。

 大会では、「ポピュリズムの光と影」というセッションもありました。ポ
ピュリズムというのは、ポピュラー政治、人気政治ということです。日本で
は、小泉現象、小泉・真紀子ブームが、「ポピュリズムだ」と指摘されてい
ます。

 映画スターだったフィリピンのエストラーダ大統領のケース、若者が主導
的役割を果たしたノ・ムヒョン韓国大統領の当選のケース、その他タイやパ
キスタンの事例が紹介されました。いずれも、旧体制に嫌気がさした国民の
支持を得て、人気の力で強く根を張った旧体制を打ち壊そうとしたものであ
ります。成功もあれば、失敗もありますが、いずれも旧体制が強力な環境で
起きる、アジア的な現象と言えましょう。小泉内閣もそうです。

 実は、日本の政治は、欧米と比較するより、アジア諸国と比較するほうが、
その本質を理解しやすいと思います。ある政党がずっと与党を続け、なかな
か政権交代がないのも、アジア的な特徴です。

 しかし、政権交代について言えば、近年、韓国、台湾、インドネシアなど
で劇的な例があり、日本のほうが遅れている感じがします。ポピュリズムも、
小泉内閣はフィリピンなどより遅れて発生した現象です。

 日本の法律や行政制度は欧米並なので、日本は立派な民主主義国というこ
とになっていて、サミットにも参加しています。しかし、法律や行政制度は、
政治家ではなく官僚が作っているのが実態です。つまり、官僚が欧米並の事
務を一応やっているから民主主義国の体裁を整えているということで、政治
そのものはかなり遅れており、官僚がそれを隠しているのです。

 外国に対しては、官僚の振り付け通りに総理大臣や外務大臣が発言するこ
とで、政治家が外交しているふりをします。国内では、民主的な正当性とい
うタテマエの陰で、官僚が好き勝手なことをし、政治家が官僚主義に寄生し
て利権をむさぼり、中央が地方を支配し、経済にせよ社会にせよ不自由なこ
とが多いのが実情です。制度は民主的かもしれませんが、運用は決して民主
的ではありません。アジア諸国と比較しても、民主主義について後進的なと
ころがあると言っていいでしょう。

 日本の政治が運用上非民主的になっている最たるものが、政権交代がない
ということです。有権者は自由なのに、遠慮や恐れ、無関心によって、「候
補者・政党を自由に選んで投票する」という民主主義の基本中の基本を全う
できないことが多いのです。野党にもそれを前提に、政権交代よりも目先の
利益に目がくらんで、与党のおこぼれに預かろうとする向きがあります。結
果として、日本の政治がかなり非民主的になってしまいます。

 ある意味、法律や制度の改革よりも、運用大改革たる「政権交代」の一点
こそが、日本にとって決定的に重要な改革なのです。日本の自由党と民主党
の合流をめぐり、「政局より政策」という意見がありましたが、それは、タ
テマエでしか政治を見ていない意見かもしれません。運用面、つまりホンネ
の次元での改革こそ重要なのです。小泉内閣も、制度(=タテマエ)の改革
をうたうことで、運用(=ホンネ)の改革を先送りしている面があると思い
ます。

 りそな銀行への公的資金注入も不透明で筋の通らない非民主的な運用(一
応法律にしたがっていて、民主的正当性はある!)ですし、法律さえ作れば
自衛隊をイラクに派遣できると考えるのも、制度と運用(タテマエとホンネ)
の乖離と言えましょう。

 アメリカのイラク占領はアメリカが独自の国益、独自の戦略に基づいてやっ
ていることで、それに自衛隊が協力するのは集団的自衛権の濫用です。しか
も非常に危ない。攻撃を受け、犠牲者が出る可能性が高い。日本として、何
を守るためにそんな危険なところに自衛官を派遣するのか。結局政府首脳に
とっては「おつきあい」程度の意識のようなんですが、権力者の対面を守る
ために国民を死地に送るのは、民主的とは言えません。北朝鮮問題でアメリ
カに守ってもらうためにイラクでアメリカに恩を売るのだという意見もあり
ますが、日本として命をかけるなら日朝問題で命をかけるべきで、日朝でラ
クをするために自衛官にイラクで命をかけさせるというのは、やはり非道で
しょう。

 個人の尊厳、自由。そういう価値に本気になる、そういう価値についてタ
テマエとホンネを一致させる、そういうことをしていかないと、日本の政治
は世界 でも最後進国となると思います。


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 ■「政治家の信用度について」
        宮本岳志(みやもとたけし・参議院議員・共産党・大阪)
──────────────────────────────────
 こんにちは、「国会のだんじりファイター」、日本共産党の宮本たけしで
す。

 本来なら1月から続いてきた通常国会も会期150日を終え、閉会してい
るべきところを、与党は「相撲に負けそうになったら土俵をひろげりゃいい」
ってなやり方で40日の延長。

 18日の会期末を前にした6月11日、いったん国民からの国会請願の受
付は締切られました。

 「請願」というものは憲法16条に「何人も、損害の救済、公務員の罷免、
法律、命令、又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請
願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受
けない」と定められているように国民の大切な基本的人権の一つです。

 ところが国民の請願を締切った後の13日、政府与党は「イラク特措法」
を国会に提出。これを通すために国会延長を、というのです。国民の声は1
週間も前にシャットアウトしておいて、自分たちの都合のほうは駆け込み
OK。しかも土俵までひろげるっていうんですから呆れた話です。

 ルール無視といえばこんな話がありました。

 5月3日の「憲法記念日」に、ともにプロレスラー出身の馳浩衆院議員と
大仁田厚参院議員による史上初の国会議員の「プロレス対決」なるものが私
の地元、大阪市内のリングで行われました。

 その結果を報道した毎日新聞によると「対戦では、大仁田議員が鎖ガマを
持ち込むと、馳議員も負けじとテーブルを持って反撃。さらに、ジャイアン
ト・スイングをお見舞いした。しかし、反則が相次ぎ、結局、ノーコンテス
ト(無効試合)に」ということでした。

 私は大仁田さんとは大の仲良しですが、馳さんが「お前は国会もプロレス
も中途半端なんだよ!」と大仁田さんを挑発して試合することになったとか。
私も決して大仁田氏の国会での「中途半端」を否定するわけではありません
が、そしたら「国会議員としてきちんとやろう」とはならずに「せめてプロ
レスぐらいは中途半端でないところを見せてやる!」となるところが悲しい
じゃないですか。

 しかもそのプロレス試合も、ルールを守らず「無効試合」というのでは中
途半端そのもの。試合の後、私のところに、こういうメールが届きました。

> 金にまつわる事件で国会議員のモラルが問われている中で、レスリング
>のルールも守らない二人のレスラー議員は、自分たちのしたことがわかっ
>ているのだろうか。彼らが、プロレスも国会もただのショーとしか考えて
>いないことがよくわかる。こんな連中が立法府に従事しているなど、日本
>はどうしようもない。レスリングぐらいはルールを守れよ。馬鹿タレ!

 それでもまだ、この二人は可愛いほうかもしれません。暴力団から金をも
らい、警察の捜査情報を聞き出そうとしておきながら、未だに責任をとろう
ともしない松浪議員。何でも「岸和田や泉州地域というのは気性が荒い地方
で、そういう人との付き合いも避けられない」などという言いわけがされて
いるとか・・・。

 ちょっとお待ちなさい。私も岸和田の人間、「泉州地方が気性の荒い」地
方であることは否定しません。しかしいくら泉州地域に住んでいても、普通
の泉州人は、そういう人から金をもらったり、ましてや頼まれて警察に捜査
状況を問い合わせる電話をかけたりなどはしないものです。

 朝日新聞が1978年以来毎年おこなってきた定期国民意識調査によると、
最近の調査では、国民の「信用度」を問う調査のトップは「天気予報」。
「信用している」「ある程度信用している」合わせて92%でした。

 「医者」や「教師」も下がったとはいえ6〜8割の信用度。なんと一番信
用がないのは「政治家」で、「信用していない」44%、「あまり信用して
いない」39%、合わせて実に83%の国民が信用していないのです。

 今国会では教育基本法の改正論議が持ち出され、国民に信用されてもいな
い連中が、子どもに「国を愛する心」を教えるんだと声高に叫びはじめてい
ます。

 しかし鈴木宗男氏や加藤紘一氏のように、公共事業をくいものにして私腹
を肥やしたり、アメリカの「ブーツ・オン・ザ・グラウンド」の一声で、イ
ラクの軍事占領の支援にまで自衛隊を送り出そうとしたり、わずかでも「国
を愛する心」を持っていたら絶対できないようなことを平気でやっている連
中が、「国を愛する心」を子どもに教えようなどとはおこがましい限りでは
ありませんか。

 こんな連中が国会議員をやっている限り、「政治家」の信用度はますます
ゼロに近づくに違いありません。


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  「世界における日本の立場」について読者からのご意見
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● 大義無き戦争に付き合うな

 今の日本は、大変危険な状態にあると思われます。イラク新法で国会会期
を延長し、何が何でも自衛隊を海外に派遣しようとして居るとしか見えませ
ん。

 小泉総理は、確かに歴代内閣が手を触れずに来た問題に次から次へと挑戦
し、ご本人はさしずめ改革の旗手と言う気負いで満ち満ちている様子ですが、
問題は哲学を持っては居ないようにしか見えぬ事です。

 いくらブッシュ大統領と個人的な信頼関係があるとはいっても米国隷属と
も見える二国間関係は決して正常な国際関係とはいえぬものです。地球上に
は5大陸、200ヶ国が存在し、お互いの協力無くしては政治、経済共に破
綻あるのみです。

 9.11以降、米国が国連を蔑ろにし、アメリカの利益最優先と剥き出しの
一国主義に走っている事は、ヨーロッパ諸国ならずとも今後の世界にとって
歓迎し得ないところです。フランスがイラク問題で世界的支持を受けている
事も、中国やロシアが共同戦線を張ってアメリカの暴走を食い止めようとす
る事も、一国独走の危険性を回避しようとするにほかなりません。

 翻って我国はと言えば、湾岸戦争に貢献した事が全く評価されなかった事
がトラウマとなり、何とか米国政府にアピールしたい、それだけが国家政策
になってしまったようにさえ見えます。

 米政府高官の一言半句に過剰反応を示し、憲法の隙間に潜り込み「テロ特
措法」「イラク新法」など大慌てで立法して米国の意に沿う事のみに汲々と
しているような印象を国民のみならず世界中に宛てて発信しています。

 有事法制も20年以上検討してきたにしてはお粗末の限り、昨年は国会か
ら拒否され,今年野党と共同修正してどうにか成案にこぎつけたものの、肝
心の目的である国民の保護法は1年先送りの始末です。之では自衛隊が米軍
に協力し自由に動けるための法案と言われても仕方が無いでしょう。

 私は、事有る時に備えた自衛隊の存在まで否定するつもりは有りませんが、
現在の自衛隊は憲法違反の存在と思っています。歴代内閣が何故この問題に
正面から取り組み、存在させる必要性を国民に訴えてこなかったのか、米国
の求めるままに為し崩し的に外観上は世界でもトップクラスの軍備まで増強
してきたか理解できません。

 然も、防衛庁長官によれば「専守防衛」のため、外敵から攻撃されても反
撃する装備は無いとの事、何の為の戦闘機、何をする為のイージス艦なのか、
つまりは国民の税金はアメリカの軍需産業を潤すだけの使途と言えるでしょ
う。

 この際腰を据えて憲法改正に本格的に取り組み、国民に訴え、理解を求め
る事が急務ではありませんか。未来総理の諸君、政府の先送り政策、刹那主
義に付き合っている暇などは無い、まして大義無き戦争に付き合って世界中
の笑いもの等にならぬようしっかりして欲しい、其れだけです。

倉島 駿太郎(71)

●「自分の国は、自分で守る」のは当たり前

「世界における日本の立場」について、意見を述べさせていただきます。

 アメリカのイラク攻撃について、裏の事情もありますが、結果として、イ
ラク国民を独裁政治から解放してあげたことになります。現在のイラク国内
の治安は、良くないようですが、これを早く解決してあげるのが、重要課題
です。そして、イラク国家の再建が急務となります。

 そのために、国際社会の一員として、日本が、活躍しなくては、なりませ
ん。これは、当然のことではないでしょうか。自衛隊は、他の国からは、軍
隊として、見られております。国連軍に参加するのも当然のことでは、ない
でしょうか。

 日本国憲法は、第二次世界大戦後作られましたが、それから、長い年月が
経過しております。世界情勢もこの頃とは、かなり変わっております。時代
に即した憲法を作らなければ、その時代に対応できません。会社で言えば、
経営体質が、旧式の考え方では、倒産してしまいます。

 また、今の現状では、日本は、他国より攻撃されたときに、何も出来ない
でしょう。「やられるがまま」になってしまいます。「自分の国は、自分で
守る」こんな事当たり前ではないでしょうか。

 今の日本人は、「平和ボケ」しております。また、人を思いやる気持ちが、
なくなっております。「自分さえよければそれで良い」そういう人間が、急
増しております。本当に情けないことです。困っている人を助けてあげる事
が、とても大切です。この精神が、平和社会の構築に大切な事だと思います。

 私は与党が提出しているイラク新法に反対です。与党案は矛盾点だらけで
す。「非戦闘地域」で活動するのに、「武器使用基準を緩和」しようだなん
て、あまりにもおかしい。これは明らかに矛盾です。

「戦闘地域」で活動するから「武器使用基準を緩和」する必要があるという
ならわかります。もしくは「非戦闘地域内」でしか自衛隊は活動しないから、
「武器使用基準を緩和」する必要はないというのもわかります。この二つの
論理しか成立しないはずです。

 イラク攻撃をしたアメリカ軍自体が戦闘は終わっていないと認めているの
に、そんな地域へなぜ自衛隊を送るのでしょう? そもそも自衛隊は専守防
衛のための存在です。イラクは日本も日本人も攻撃はしていません。自衛隊
は人道支援にかかわる必要はありません。それなのに未だに暴力の温度が高
いイラクへ自衛隊を派遣しようとする与党には、私は決して賛成できません。
自衛隊の方の生命も危険にさらされますし、自衛隊が反撃すれば戦闘を悪化
させることにつながるからです。

 イラク復興のために人道支援は必要です。日本も積極的に参加すべきです。
ただ、それはイラクの治安が回復し、政情が落ち着いてからの話です。それ
から日本はどのようにイラク復興に関与すべきか議論をしても決して遅くは
ないはずです。

 もし戦闘地域と非戦闘地域を明確に線引きできるから大丈夫だ、自衛隊は
安全に活動できる保障があると与党が言うのなら、実際に与党の議員のかた
に非戦闘地域を査察して、具体的に復興支援として何が日本はできるのか、
見て来てもらいたいと思います。
匿名(26歳男性、フランス語通訳)

●軍事力では平和はもたらされない

 元来、「アメリカの言うなりに、自衛隊を派遣するのはおかしい。日本に
は平和憲法があるのだから、戦争をしない、という立場をもっと世界にアピー
ルするべきだ」の立場の私ですが、日本政府のあまりの主体性のなさに、「ア
メリカに追従せず、日本が真の”独立国家”になるという条件でなら、独自
の軍隊を持つこともやむなし」という考え方に傾き始めています。

 しかし、たとえ独自の軍隊を持っても、日本政府はアメリカの言いなりに
なって、喜んでイラクなどに軍隊を派遣しそうなので、やはり平和憲法を固
持するしかないか、と思います。

 というようなことを言うと、「日本が半世紀以上平和でいられたのは、ア
メリカの核の傘に守られているからだ」とか、「軍隊なしで国が守れる、平
和が保てるなどと思うのは”平和ボケ”」と言われますが、強力な軍隊を持
つイスラエルには建国以来、平和が訪れたことは事実上ありません。軍事力
で平和がもたらされるなら、北アイルランドにもとっくの昔に平和が訪れて
いたでしょう。

 外交政策、環境問題、農業政策、基軸通貨(経済政策)などで、欧米の対
立は深まっています。日本は、ますます一国主義に走るアメリカと心中する
のではなく、アジアの一員としてアジア諸国の信頼を得るように努め、多
国(間)主義を唱導し、環境保護により熱心な(地球が破壊されれば、最強
のアメリカとて生き残れない)ヨーロッパともっと協力していくべきだと思
います。

有元美津世(42歳・アメリカ在住・自営業)


★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  編集後記             弘中百合子(ロゼッタストーン)
────────────────────────────────☆★
 先日の呼びかけに対して、ご意見、ありがとうございました。今回は、3
人の読者の意見をご紹介しました。立場はかなり違いますが、イラクへの自
衛隊派遣には、3人とも反対しています。

「アメリカとの同盟関係を大事にする」という以外で、政府外交の「原理原
則」が見えにくいのかもしれません。みなさまは、自衛隊のイラク派遣に賛
成ですか? 反対ですか? またご意見を聞かせてください。

 ご意見、ご質問は souri@rosetta.jp までお気軽にどうぞ。

 ※掲載を希望されない方、実名をご紹介してもかまわない方は、ひとこ
  とお書き添えいただけると助かります。また、ご意見を紹介してもよ
  い場合は、年齢、職業なども書いておいていただくと、参考になりま
  す。ご協力、よろしくお願いいたします。

★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  次号予告
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 来週は、丸谷佳織議員(公明党) 小池晃議員(共産党)
 山井和則議員(民主党)が登場します。

 ※登場する議員は、変更する場合もあります。ご了承ください。


◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  未来総理メンバーの紹介
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
「未来総理」に参加してくださったのは、次の19名の方々です。(敬称略)

 ◇衆議院
  石破 茂(自民党・鳥取)    上田 勇(公明党・比例南関東)
  植田至紀(社民党・比例近畿)  大村秀章(自民党・愛知)
  近藤昭一(民主党・愛知)    鈴木康友(民主党・静岡)
  達増拓也(自由党・岩手)    樽床伸二(民主党・大阪)
  野田佳彦(民主党・千葉)    春名直章(共産党・比例四国)
  細野豪志(民主党・静岡)    丸谷佳織(公明党・比例北海道)
  山井和則(民主党・比例近畿)  山村 健(無所属・比例東海)

 ◇参議院
  荒木清寛(公明党・比例)    有村治子(自民党・比例)
  小池 晃(共産党・比例)    福島瑞穂(社民党・比例)
  宮本岳志(共産党・大阪)

詳しいプロフィールを知りたい方、顔写真を見たい方は、ロゼッタストーン
WEBページで公開しています。⇒ http://www.rosetta.jp/
各議員のホームページにもリンクしています。


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