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第17号のみどころ

表紙
特集「少子化」
女性が生涯に生む子どもの数(合計特殊出生率)は、1.32と、過去最低を更新しています。 「このまま少子高齢化が進めば、日本の人口が激減する」「年金制度が維持できなくなる」「社会に活力がなくなり、経済が停滞する」などと、 「少子化」の危機が叫ばれています。「未婚で子どものいない女性は負け犬」説もあるというのに、 なぜ、女性は子どもを産まなくなったのでしょうか。さまざまな立場の声を集めてみました。
季刊 ロゼッタストーン 第17号 「少子化」
定価:905円(税込)
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INTERVIEW

篠田節子(作家)
子どもは持たず、ご主人と二人の生活を楽しんでいる篠田さん。かつては共働きでしたが、いまは、ご主人が専業主夫となって、 篠田さんの仕事をサポートしてくれているとか。「女性がやっと産むか産まないかを自分で決められるようになった。その事実を忘れないで」と指摘。

穴井夕子(タレント)
2年間の不妊治療を乗り越え、待望の赤ちゃんを授かった穴井さんが、出産までの気持ちを振り返ってくれました。 「どんなに辛い不妊治療も子どもが生まれれば忘れられる。だから諦めないでほしい」と、不妊に悩む人たちにエールを送っています。

石坂 啓(漫画家)
石坂さんは、34歳で出産。一人っ子の息子さんを大切に育てています。子育てを100%楽しんでいる、と言いつつも、 「いまの時代だったら、私はきっと子どもを産まない」と言い切ります。いちばんの不安は、戦争。子どもが国の戦力になることを危惧しています。

岡田斗司夫(評論家)
少子化の大きな原因は、20〜30代の未婚男女が増えたこと。 岡田さんは「運命の相手と結婚して、一生添い遂げるのが幸せ」という思いこみがよくないと指摘。 「結婚はしたいと思ったら絶対できる。結婚と恋愛の両立を考えるからできないだけ」と言います。

山田昌弘(東京学芸大学教授)
山田教授は、「パラサイトシングル」(社会人になってからも、親と同居して独立しない人)という言葉の生みの親。 不況の影響で、パラサイトシングルは、ますます増加しています。「結婚できないフリーターの男性が増えると、社会不安につながる」と警告。


ヴィーナス議員INTERVIEW 「少子化対策」

「ヴィーナスはぁと」でおなじみの有村治子議員(参議院議員・自民党)、円より子議員(参議院議員・民主党)、 大脇雅子議員(参議院議員・無所属)が、「少子化対策」を語ってくれました。 子どもが生まれたばかりで、育児と仕事の両立の大変さを肌で感じている有村議員、「ニコニコ離婚講座」以来、 女性の地位向上をめざしてきた円議員、40年以上も女性労働者の問題に取り組んできた大脇議員と、それぞれの熱意が伝わってきます。


外国在住の日本人女性が見た世界各国最新情報

「赤ちゃんを増やすために、どこまでやる?」

なんとインターネットで精子の宅配サービスがあるというイギリス、移民の子どもが増加しているアメリカ、少子化を克服したデンマーク、 子どもを持っても持たなくても金銭的負担がさほど変わらないフランス…と、4つの国の「少子化」の現状をレポート!


専門家が語る「少子化」

中国の「一人っ子政策」に詳しい若林敬子氏(東京農工大学大学院教授)、 「日本人のサル化が少子化の原因」と語るサル学者の正高信男氏(京都大学霊長類研究所教授)、 「いまや30歳になって、やっと結婚を考える時代になった」という結婚情報サービス最大手・オーエムエムジー渉外広報室の篠塚涼子氏、 不妊治療が高度生殖医療に流れすぎている現状を憂う放生勲氏(こまえクリニック院長)、「子どもを産もうとするのが遅すぎる」と 指摘する丸本百合子氏(百合レディスクリニック院長)らの話を紹介しています。


特 集

仕事と家事を両立できる男になるためのノウハウ集
「兼業主夫お助けマニュアル」

いまや、男性にも仕事と家事の両立が求められている時代。仕事も家事・育児も立派にこなしている「兼業主夫」の先駆者たちに、 その秘訣を聞きました。取材をして文章をまとめたのも、男性の兼業主夫ライター。 男性の意識は、もうここまできているのかと、正直いって驚きました。

「サイレント・ベビー」−泣かない赤ちゃんの静かな悲鳴ー

泣き声やはしゃぎ声をたてない、静かな赤ちゃんが増えているそうです。そんな赤ちゃんを「サイレント・べビー」と名づけたのは、 小児科医の柳澤慧氏。お母さんと赤ちゃんのコミュニケーションの欠如が原因だそうです。 一見、「手のかからない、いい子」に見える赤ちゃんほど要注意だとか!

「ベビーマッサージでママもリラックス!」

赤ちゃんとのスキンシップは、情緒不安定になりがちな産後の母親にも好影響を与えるとか。育児工学の研究者、小谷博子さんに、ベビーマッサージのやり方を聞きました。

今、子どもたちが危ない!
「化学物質から我が子を守る方法」

歯の詰め物に使われるアマルガム(水銀)や、アトピー性皮膚炎に処方されるステロイドホルモン剤が、 アトピー性皮膚炎や化学物質過敏症を引き起こしている原因になっているといいます。 さらに、うつ病や、自閉症、ADHDなどとの関連も疑われているとか。どうすれば、我が子を守れるのでしょう。


連 載

今回から、「イケメン花ムコ養成講座」の料理チャレンジャーが、つるの剛士さんから、山本康平さんに代わりました。 つるのさんは、無事、花ムコになったので卒業です。

逆転人生相談も少しリニューアル。読者からの回答だけでなく、マダム馬子さんのアドバイスが付け加わりました。

アマチュア編集長のテーマは「20年後の自分」。先を見通せないいまの時代、普通の人は、 自分の20年後をどんなふうにイメージしているのでしょうか。

そのほかの連載も、もちろん充実! これ1冊しっかり読めば、話のネタには事欠きません。読み終わったら、ぜひ、感想を聞かせてくださいね!


【掲載記事一覧】
◇interview

「女性がやっと産むか産まないかを自分で決められるようになった」篠田節子(作家)
「どんなに辛い不妊治療も、子どもが生まれれば忘れられる」穴井夕子(タレント)
「いまの時代だったら、私はきっと子どもを産まない」石坂 啓(漫画家)
「“幸せはこうでなきゃ”という思い込みが未婚化や少子化の原因」岡田斗司夫(評論家)
「結婚できない男性が増えれば、社会不安につながります」山田昌弘
◇ヴィーナス議員が語る「少子化対策」
有村治子「親が気兼ねなく休みを取れる制度をつくりたい」
円より子「「経済力がなければ、子どもを産めないのが悲しい現実です」
大脇雅子「パートの待遇を改善することで、子育てもずっとしやすくなる」
◇外国在住の日本人女性が見た 世界各国最新情報
「赤ちゃんを増やすために、どこまでやる?」 ーーインターネットサービスで「精子」を宅配…etc.
◇専門家が語る「少子化」
中国が「一人っ子政策」を始めて25年… 若林敬子(東京農工大学大学院教授)
日本人が“サル化”したことが少子化の原因 正高信男(京都大学霊長類研究所教授)
30歳になってやっと結婚を考える時代に 篠塚涼子(オーエムエムジー渉外広報室)
体外受精は“夢の医療”ではない 放生 勲(こまえクリニック院長)
子どもを産もうとするのが遅すぎる 丸本百合子(百合レディスクリニック院長)
◇特集
「サイレントベビー」ーー泣かない赤ちゃんの静かな悲鳴ーー
「ベビーマッサージでママもリラックス」
仕事と家事を両立できる男になるためのノウハウ集「兼業主夫お助けマニュアル」
今、子どもたちが危ない!「化学物質から我が子を守る方法」
◇特別エッセイ「できちゃった結婚」は少子化時代の救世主か? 高清水美音子
◇フォトエッセイ「必要なモノ」浅田悠樹 「大人の責任」松美里瑛子
◇スペシャル企画 ダイエットダービー第2弾!誰がやせるかを予想して1万円をget!
◇注目の連載企画
アマチュア編集長シリーズ「20年後の自分」
イケメン花婿料理講座 第5回「つみれ汁」ー新しいイケメン、山本康平登場!−
キャラメルボックス・プロデューサー、加藤昌史の“嫌われ者のすすめ”
「いいことと悪いことのバランスは常に保たれている」
オクモト陽典の“不運から風雲”「20歳になった娘が一人暮らし宣言!」
新・逆転人生相談「母子家庭に育った一人娘の相談に答えます」——マダム・ウマ子のアドバイス付——
◇大好評連載
ベラ西原の体験エッセイ「努力する女」
世代別ミニ世論「少子化」大アンケート
本間正人の“21世紀の学習学”「少子化社会の常識は昔の常識とは違うのが常識」
リレーエッセイ「離婚の教訓」 第6回「父子家庭には手当も補助もない!」
読者のページ 私が考えた「少子化対策」
越前君の“あなたが陪審員”「虐待されている子を家に連れて帰った罪は?」
職業裏辞典「幼稚園教諭」
にしかわたくの「でんぐり映画館」(ゼブラーマン)
気になる食品「徹底比較しま専科」(豆腐)
特派員クラブの窓から(渡辺晴子)「日本初の知的障害アスリート世界大会」
ロゼッタストーンinformation 1
話のネタ袋「なぜか気になる、あのお仕事の舞台裏」
ショートショートストーリー「一粒の毒薬」(大崎知仁)
ホッカホカ科学(冬眠)
保存版・「ニュースのおさらい」(2003年12月〜2004年2月)
マザー夏目の気学占い
ロゼッタスト−ンinformation 2


ホームページに寄せられたみなさまの御意見は、「読者のページ」「あなたが陪審員」「大アンケート」「逆転人生相談」などに、 たくさん掲載されています。

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