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第9号のみどころ
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日本の医療のなにが問題なのか、さまざまな角度から取り上げました。がん治療、ホスピス、小児医療、精神医療、救急医療、狂牛病、ハンセン病…。どの問題も、深い部分ではつながっているのだと気づかされます。また、患者自身がどうあるべきかを考えるきっかけにもなると思います。
今号から、「ヴィーナスはぁと」でおなじみの女性議員も登場。メルマガで出てきた内容を、一層深く掘り下げました。
季刊 ロゼッタストーン 第9号 「これが本物の医療改革」
定価:905円(税込)
在庫:
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闘病 INTERVIEW
■川田龍平(東京HIV訴訟元原告)
わずか10歳で薬害エイズ感染の告知をされた龍平さんが、「死」とどんな気持ちで向き合ってきたのかを紹介。しっかりした考え方に頭が下がります。
■仁科亜季子(女優)
11年前に子宮がんを手術した仁科さんが、告知された時の気持ち、抗がん剤治療を受けた時の状況など詳しく教えてくれました。
■中平まみ(作家)
躁うつ病に悩んでいた中平さんは、ちょっとしたきっかけで、精神病院に強制入院させられることに。貴重な入院体験談です。
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新連載「ヴィーナス議員が変える! ニッポンを変える!」
■水島広子(民主党)
精神科医でもある水島議員が、日本の小児医療、精神医療の問題点を語ってくれました。このままでは日本に小児科医がいなくなってしまう!?
■武山百合子(自由党)
アメリカと日本で交通事故にあってしまった武山議員。そこで身をもって感じたのが日米の医療レベルの違いだったといいます。
■川田悦子(無所属)
日本で狂牛病が発生する8カ月も前から、狂牛病の危険を訴えていた川田議員。政府は薬害エイズと同じ過ちを繰り返している、と指摘します。
■瀬古由起子(日本共産党)
ライフワークとしてハンセン病に取り組んできた瀬古議員。一般にはハンセン病問題は解決した、と見られていますが、まだまだ多くの問題を抱えています。元ハンセン病患者、平野さんのインタビューもあわせて掲載しました。
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患者の立場からの改革
「医療は不確実で限界がある。患者は主体的に治療に参加しないと」
NPO法人 ささえあい医療人権センターCOML事務局長の山口育子さんにお話を聞きました。医学部や看護学校の授業に「模擬患者」を派遣したり、「病院探検隊」として患者の立場から病院の対応をみたり…と、ユニークな活動をしている市民グループです。
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がんを考える1
がん検診、抗がん剤は有効?無効? 治療後に後悔しないための「がん」情報 「がん検診は百害あって一利なし」という近藤誠医師(慶應義塾大学医学部講師)と、「早期発見・早期治療で多くの命が救われている」という丸山雅一医師(早期胃癌検診協会理事長)の話を紹介。「がん」に関する考え方は、医師によって全然違うことを知ってください。 |
がんを考える2
聖ヶ丘病院ホスピス長の三枝好幸医師に取材。「末期がんの痛みの9割は緩和できる。本当に難しいのは、“こんな状態で生きている意味があるのか”という患者の魂の痛みです」と三枝医師は言う。ホスピスに入るのに必要な料金も紹介。 |
医者から見た医療事故
医療事故調査会代表の森 功 医師(医療法人医信会理事長)に取材。数々の医療事故を見てきた経験から「今の医療体制では、医療事故が起こらないわけがない」と厳しく指摘。日本の医療のどこが問題なのか? |
医者から見た救急医療
東京都立墨東病院の救命救急センター部長、濱邊祐一医師に取材。この病院は、石原都知事が提唱した「東京ER構想」の第1号。効率性を重視してきた日本の救急医療と、どんな救急患者も受け入れるアメリカのER。濱邊医師は、ふたつを融合した新しいシステムを作りたいという。 |
その他の特集
■「あなたを元気にする食べ物52」
胃が弱った時は? 若返りのためには? がん予防には?……など、気になる症状をやわらげる(あるいは予防する)食べ物をずらりと紹介。
■「最近話題のNGOって何をするところ?」
思い起こせば、いまの政治混乱のきっかけになったのは、NGO問題でした。NGOってどんな人たちが何のためにやっているのでしょう。 |
連載企画も読みごたえたっぷり!
好評のアマチュア編集長シリーズのテーマは「好かれる人。嫌われる人」。小学生から熟年までの8組が、同じテーマで各2ページを編集しています。年齢を重ねるにつれて、人間の見方がどう変わっていくか。続けて読むと面白いです。
人気連載「嫌われ者のすすめ」では、加藤昌史(キャメルボックスプロデューサー)さんが、自らの通院体験を語ってくれました。 「最新アメリカ事情」では、アメリカのERの現状をレポート。ドラマの世界と現実は、ずいぶん違うようです。
「越前君のあなたが陪審員」では、歯科医の麻酔で子どもが死亡したケースについて、医者が有罪か無罪かを聞きました。 ホームページに寄せられたみなさまからのご意見は、「あなたが陪審員」をはじめ、
「読者のページ」や「医療大アンケート」「逆転人生相談」などでたくさん紹介しています。 いよいよ3年目を迎えた「ロゼッタストーン第9号」。お近くの書店でお買い求めください。読み終わったら、ぜひ、ご感想を教えてくださいね!
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