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第7号のみどころ
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アメリカへの同時多発テロ、それに対する報復……、平和だと思っていた世の中は、 どんどんきな臭い方向へ進んでいるようです。「暴力」は自分の一番頼りにすべき家
庭のなかにも潜んでいます。なぜ、人間は「暴力」をふるってしまうのか…。この機会にぜひ、考えてみてください。
季刊 ロゼッタストーン 第7号 「暴力—愛する人が牙をむく恐怖—」
定価:905円(税込)
在庫:
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INTERVIEW
■東ちづる(女優)
※日頃からボランティアに熱心に取り組んでいる東さんは、「戦争もいじめも問題は
同じ。何もしないことが一番よくない」と訴える。
■大仁田厚(プロレスラー・参議院議員)
※現役大学生でもある大仁田氏がいちばんやりたいのは「教育改革」だという。異色
議員がめざす、改革の中身とは?
■安部譲二(作家)
※30年間のヤクザ生活から足を洗い、作家として活躍中の安部氏。「子どもの頃の
親のしつけ」のおかげで堅気になれたという。
■福島瑞穂(参議院議員)
※10月から施行されるDV防止法に深く関わってきた福島議員。「夫婦げんかは犬
も食わない」という建前が、深刻な問題を見過ごしてきたと指摘。
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児童虐待
■福井和恵(子どもを愛したい母のグループ)
「娘をたたいていたのは、『こんな私を止めて!』というSOSでした」
■斎藤 学(家族機能研究所代表)
「実の娘に性的虐待をする父親の割合は、アメリカの調査では“3分の1”。人間の チンパンジー化が進んでいる」
※実の父親による性的虐待が、一般に考えられているよりもはるかに多いという事実 は、とても衝撃的だった。斎藤氏によれば、子育てに参加しない父親が危ないとい う。
孤児、被虐待児、育児放棄……
■親と暮らせない子どもたちの最後の居場所「児童養護施設」での逃げ場なき虐待
※虐待される親から引き離されて施設に収容された子どもが、施設のなかでも虐待される…。このやりきれない事実は、ぜひとも、多くの人に知ってもらいたい。親も施
設も守ってくれない子どもたちは、一体どうやって生きていけばいいのだろう。
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夫から妻への暴力
なぜ殴るのか? なぜ逃げられないのか?
■「ドメスティック・バイオレンス大研究」
※結婚している女性の5人に1人は夫から暴力を受けた経験がある、という調査があ る。暴力をふるうのは、職業、学歴、年齢は関係なく、外面がよくて小心なタイプの
男性が多いという。つまり、結婚前の「ネコをかぶった」状態ではなかなか見抜けないし、結婚後もはたから見ると優しい御主人に見える場合が多いってこと。幸せを 装っている夫婦は、意外に多いのかもしれない。
■被害者の告白
「夫への恐怖心、そして経済的不安。“私さえガマンすれば、なんとか なるんじゃないか”と、命の危険を感じても、20年間逃げられなかった」
■カウンセラーが見たDV
「相手を束縛しようとするのは愛なんかではない。それはた だ、支配しようとしているだけ」
(井上摩耶子/フェミニストカウンセラー)
■弁護士が見たDV
「加害者である夫の言葉や態度は、“暴力夫教室”でもあるのかと 思うくらい、どのケースもよく似ています」
(長谷川京子/弁護士)
■男から見たDV
「暴力は学習された行動です。援助があれば行動変容していきます」
(中村 正/「メンズサポートルーム」主宰) |
少年の暴力
■町沢静夫(精神科医)
「過保護な子どもは、自分への怒りが母に向かう。母親を殴りつつ、実は『こんな人 間はだめだ』と、自分を殴っているのです」 |
学校の暴力
■校内暴力、学級崩壊、不登校…、荒れる学校はどこへ行くのか
■教師VS親「学校のなかの暴力への対処法。非常識なのはどっち?」 「体罰では何も解決しない。生徒の話を聞く“甘い”指導が必要」
(柿沼昌芳/明治 大学・中央大学講師)
■「愛を感じたら子どもは変わる。自分に向けられた期待を感じたらがんばれる」
(山口良治/伏見工業高校ラグビー部総監督) |
なぜ、人は「力」に惹かれるのか
■元ヤクザのキリスト教牧師・鈴木啓之
「犯罪を犯したり暴力をふるう人は、自分の人生が何のためにあるのかわからない人 が多い」
※両手の小指の先がなく、体には鮮やかな入れ墨…。バリバリのヤクザだった鈴木氏 が、なぜ牧師になったのか?
■福島 章(精神科医)
「カネ目的など伝統的殺人が減り、新タイプの凶悪犯罪が続発。いま、子どもの 『脳』が危ない!?」
※犯罪心理に詳しい福島氏は、「子どもの脳に変化が生じてきている」と指摘する。 赤ちゃんをテレビ漬けにしている人は御用心。
■フランス外人部隊で5年間・森本雄一郎
※地方国立大学を卒業する寸前、親にも内緒でフランスの外人部隊に入隊した森本 氏。当時は「生きている実感」があったという。 |
特別ルポ
■「殴られ屋」 晴留屋 明
※借金返済のために、1分間1000円で殴られ続けている晴留屋氏。ロゼッタス トーンホームページでは、エッセイを連載中。彼がなぜ殴られ屋をやっているのか、 どんなふうに殴られているのか、この記事ですべて明らかに。
そのほか、「暴力に悩むあなたのためのお役立ちサイト」「暴力大アンケート」など。 |
上記のように、ロゼッタストーンでは「暴力」をさまざまな角度から捉えています。
もちろん、連載企画も充実しています。
好評のアマチュア編集長シリーズのテーマは「私の子育て論」。小学生から熟年まで が「子育て」について語ってくれました。 キャラメルボックスプロデューサー・加藤昌史氏の「嫌われ者のすすめ」は、WEB
とはまた違った内容で楽しめます。 「越前君のあなたが陪審員」では、精神障害者の凶悪犯罪について取り上げました。「ベストセラーをみんなで読もう」では、「新しい歴史教科書」を回し読みしてもら
いました。 ホームページに寄せられたみなさまからのご意見も、「読者のページ」や「暴力大アンケート」などでたくさん紹介しています。
今回も読み応えたっぷりの「ロゼッタストーン第7号」は、お近くの書店でお買い求めください。読み終わったら、ぜひ、ご感想を教えてくださいね!
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