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第3号のみどころ
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季刊ロゼッタストーン初冬号では、ちょっと硬派に、いま話題になっている「不登校/ひきこもり」を取り上げました。1冊の雑誌のなかに、この世界の「権威」たちが豪華に顔をそろえています。
ひきこもりには無縁の人にとっても、大変興味深い内容です。
季刊 ロゼッタストーン 第3号 「不登校・ひきこもりの真実」
定価:905円(税込)
在庫:
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INTERVIEW
■村上 龍氏(作家/最近、ひきこもりや不登校をテーマにした小説を発表)
いまの学校教育についての意見など。「大人の責任」についても言及。
■宮本亜門氏(演出家)
高校時代に約1年間、ひきこもりの体験あり。その時の心情 と、なぜ引きこもりをやめようと思ったのかを告白。
■水島広子氏(衆議院議員)
民主党の救世主と呼ばれている1年生議員。 元精神科医で思春期の心理に詳しい。医者&政治家の立場から現代の問題点を指摘。
■斎藤環氏(ひきこもりの入門書ともいわれる本「社会的ひきこもり」の著者/思春
期・青年期の精神病理学が専門)
「愛は引きこもりを救えない」「引きこもりが犯罪者になる可能性はきわめて少ない」 など、世間の常識が間違っていることを指摘する
■上田早苗氏(小さくて良質なフリースクールを経営)
生徒数が少ないこともあるが、この学校では入学して途中でやめた生徒はいないとい う。授業料は高いが、大人でも受けたくなるような魅力的な授業が多い。
■工藤定次氏(深刻なひきこもりの若者を対象にした施設を経営)
約200人が卒業したが、再びひきこもった若者はわずかに1人。「1年以上ひきこ もったままにさせてはいけない」が信条で、本人の家まで家庭訪問にでかけ、部屋か
ら出ようとするまで、何度でも説得する。
■武藤清栄氏(心理カウンセラー)
ひきこもりがちな若者がつどうフリースペースを日本で初めて創設。ひきこもりの子 供たちは、なんらかの「傷つき体験」をかかえているという。
■奥地圭子氏(大手フリースクール「東京シューレ」理事長)
自分の子供が不登校になったのがきっかけで、従来にない学校を創設しようと、フリー スクールを開設。東京シューレに通う子供たちの声も紹介。
特集「もう子供部屋はいらない」では、荒井裕司氏(サポート校「東京国際学園高等部」校長。ひきこもりの子供への家庭訪問を何度もしている)らが子供部屋のあり方について提言。
このほか、かつてひきこもり・不登校だった若者、不登校の子供を持つ親、現役教師らに取材。全国のフリースクール、サポート校、親の会の最新リストも掲載しています。
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その他の企画
■アマチュア編集長シリーズ(私の17歳)
8組のアマチュア編集長が「17歳」をテーマに取材。小学生・中学生代表は、自分 が17歳になった時の未来を、高校生代表は17歳の今を、大学生・OL・主婦・サラリー
マン、熟年代表は、17歳の頃の自分を語る。当時の写真つき。
■日本と外国の育児事情の違い
■インターネットで真の恋愛、友情は成り立つか
■ニュースのおさらい&最近のヒット商品
■世代逆転人生相談「大人の悩みに若者が答えます」
■絶対喜ばれる世代別・東京土産24
■あなたが陪審員(気になる事件を一般人が裁いたらどうなるか)
■大人のための国語・算数・理科・社会(頭の体操に最適)
■一生に一度、体験したいもの(今回は「テレビの仕事」)
このほか、カメラマンの写真を紹介した「誌上ギャラリー」、若い女性とベテラン主婦が基本料理のつくり方を競う「異世代間お料理講座」、「気になる職業裏辞典」(今回は裁判官)、連載マンガ、占い、投稿ページなど、今回も読みごたえ、たっぷりです。ホームページに寄せられた、一般人の声もたくさん掲載しています。
2000年10月4日 ロゼッタストーン代表 弘中百合子
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