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第86回   フィレンツェ、メディチ家の至宝 ウフィツィ美術館

花の都、フィレンツェ。ルネサンス芸術の中心地となり、後世にも大きな影響を与えたフィレンツェの街、特にウフィツィ美術館に収蔵された作品にスポットを当てる。レオナルド・ダ・ビンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、ブルネレスキ、ボッティチェリ…歴史に名を残すルネサンス期伝説の芸術家たちの傑作の数々に高精細3Dで肉薄する。


日伊・国交樹立150周年を記念する今年、
迫真の美術ドキュメンタリーが登場しました。

『フィレンツェ、メディチ家の至宝 ウフィツィ美術館』

ヨーロッパ三大美術館の1つであり、
イタリアを代表するウフィツィ美術館が舞台の中心。

日本でも高い人気を誇る
ボッティチェリ作「ヴィーナスの誕生」や
「春(プリマヴェーラ)」、ミケランジェロ作「聖家族」、
ラファエロ作「ひわの聖母」といった傑作の数々が続々登場。

ぼくはフィレンツェに2回行き、ウフィツィ美術館にも
足を運んでいますが、3Dならではの映像によって、
実際に現場にいるかのよう。

いや、
それ以上の臨場感をも感じさせてくれるのがポイントです。

実にダイナミック!

中でも注目は、
レオナルド・ダ・ビンチによる未完の傑作で、
2011年から修復が進められている
「東方三博士の礼拝」の全貌が
スクリーンを通して初公開されている点。

修復が終わった後、一体どんなことになるのか、
期待してしまいますね。

ウフィツィ美術館に行ったことがある人には、なつかしく、
まだ行ったことない人には、
ワクワク想像することを楽しめる作品です。

暑い夏に、心透き通るようなイタリア芸術を
ぜひお楽しみください!


『フィレンツェ、メディチ家の至宝 ウフィツィ美術館』
2016年7月9日より上映中
■公式サイト: http://uffizi4k3d.com

2016.7.29 掲載

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