日伊・国交樹立150周年を記念する今年、
迫真の美術ドキュメンタリーが登場しました。
『フィレンツェ、メディチ家の至宝 ウフィツィ美術館』
ヨーロッパ三大美術館の1つであり、
イタリアを代表するウフィツィ美術館が舞台の中心。
日本でも高い人気を誇る
ボッティチェリ作「ヴィーナスの誕生」や
「春(プリマヴェーラ)」、ミケランジェロ作「聖家族」、
ラファエロ作「ひわの聖母」といった傑作の数々が続々登場。
ぼくはフィレンツェに2回行き、ウフィツィ美術館にも
足を運んでいますが、3Dならではの映像によって、
実際に現場にいるかのよう。
いや、
それ以上の臨場感をも感じさせてくれるのがポイントです。
実にダイナミック!
中でも注目は、
レオナルド・ダ・ビンチによる未完の傑作で、
2011年から修復が進められている
「東方三博士の礼拝」の全貌が
スクリーンを通して初公開されている点。
修復が終わった後、一体どんなことになるのか、
期待してしまいますね。
ウフィツィ美術館に行ったことがある人には、なつかしく、
まだ行ったことない人には、
ワクワク想像することを楽しめる作品です。
暑い夏に、心透き通るようなイタリア芸術を
ぜひお楽しみください!
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