この作品、新聞で知って興味を持ちました。
それも、作品そのものについて、ではなく、
公開までの実話に。
映画関係者でも何でもない、
普通の日本のご夫婦がこの映画を気に入って買付け、
悪戦苦闘して、ようやく映画館での上映に成功、
そこから草の根で徐々に上映劇場が広がってきている、
といったことが書かれていました。
この秘話に、とても心惹かれるものがあって
さっそく見てみたんですけど、
物語も素晴らしかったです!
そこまで苦労してでも上映したかった
気持ちもわかる気がします。
心にさわやかな風が吹きます!
物語の大きな柱に「英会話の習得」がありますが、
ぼく自身、主人公同様に、海外で語学学校に
通った経験があります。
ぼくの場合はフランス語。
パリにて、いろいろな国から集まった初心者ばかり、
みんなで学びました。
できない者同士ならではの連帯感、助け合い、
共に上達していくときの喜び…
当時のことを思い出し、
一層、共感できたようにも感じます。
主演のシュリデヴィの存在感、美しさも
非常に印象的!
特に、心の奥底にある、
言いようのない寂しさを見せるときは、
涙腺が緩まずには、いられません。
要所要所で、セリフ以上に感情が伝わってきて、
凄さを感じました。
往年の大スター、15年ぶりの復帰作ということですし、
これからの活躍も期待したいところです。
新しい道を見つけたい人、
日々、何かと悔しい思いをしている人、
英語が苦手だけど、がんばりたい人、
マンネリ気味の日常から脱却したい人、
そして、今を生きる女性の皆さんに
特に、おすすめです!
がんばってる人を応援したくなる作品!!
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