はるか遠くの学校に通う、
4人(4組)の子どもたちのドキュメント。
野生動物が出没するサバンナを片道15km、
2時間かけて走っていくケニアの少年(と妹)。
パタゴニアの山々や平原を片道18km、
1時間半かけて馬に乗って通うアルゼンチンの少年(と妹)。
モロッコの山中を片道22km、
4時間かけて寄宿学校へと歩いていく少女(と友人たち)。
インドの漁村から片道4km、
1時間15分かけて車椅子を押して通う少年(と弟たち)。
命懸けの登校といっても過言ではありません。
大変な道のりの中、
学校に通うことにかける子どもたちの情熱に心うたれました!
子どもたちが、とてもいい顔をしているんですよ!
きっと、学びたいこと、夢があるからでしょう。
11〜13歳の子どもらしい、純粋な気持ちと
生きる強さを持った一人の人間としてのたくましい顔が
とても印象に残ります。
彼らの学習への真摯な姿勢に、学ぶことの原点を見ました。
我々日本に暮らす人は、彼らと比べると
考えられないような恵まれた環境にあります。
しかし、それを活かしきれてるとは、
とても言えないですよね。
同じ「義務教育」における学びだとしても、
意欲があまりに違う。
ハングリー精神とか、そういう言葉では
片付けられない何かが、ここにはあります。
ぼくも、心にビシっと喝を入れてもらった気分です。
何となく心がモヤモヤしてる方、
子育て中の方、教育関係の方、
そして、学び続ける全ての人に、ぜひオススメします!!
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