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第64回   ロック・オブ・エイジズ

1987年、ハリウッド。夢と欲望が渦巻くサンセット大通りの一角に、数々のロックスターを世に送り出してきた名門ライブハウス“バーボンルーム”があった。この店で働きながらロックシンガーを目指す青年ドリュー(ディエゴ・ボネータ)は、シンガーを夢見てオクラホマから出てきたばかりのシェリー(ジュリアン・ハフ)と知り合い、恋に落ちる。
ある日、バーボンルーム出身の大スターで、二人の憧れの的、ステイシー・ジャックス(トム・クルーズ)がボーカルを務めるロックバンド“アーセナル”の解散ライブが開催されるが・・・


ブロードウェイの
大ヒットミュージカルが、映画化されて登場!
ロックファンには、たまらない作品です。

なんといっても、魅力は音楽!

フォリナー「Waiting For A Girl Like You」や、
ボン・ジョヴィ「Wanted Dead or Alive」、
エクストリーム「MORE THAN WORDS」といった、
80年代〜90年代初頭の大ヒット曲が、
ここぞというタイミングで次々流れてきます。

ミュージカルの良さが、
映画の中でも存分に発揮されていますね。

個人的には、落ちぶれた大スター役で出演している
トム・クルーズのイっちゃってる感じが
とても印象に残ってます。

80年代はロックの黄金時代であり、
音楽的には過去のものとなりつつありますが、
今回、非常に新鮮な感じがしました。

ストーリー的には、ありがちといえばありがちですが、
この作品が持つパワーは圧倒的!

出演者たちの魂が音楽にのって
画面から飛び出してくるかのようです。

長引く不況で、
世界的な停滞期にある今の時代だからこそ、
音楽にも人間にも夢やエネルギーがあふれている
この作品が一層意味を持つ気がします。

多くの人に元気を与えます!

特に、現状に行き詰っている人や
流れを変えたい人は、
すぐにでも見に行くことをオススメします。

スカっとしますよ!!


『ロック・オブ・エイジズ』
2月6日発売
ブルーレイ&DVDセット
(初回限定生産) 3,980円(税込)
ワーナー・ホーム・ビデオ
(c) 2012 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
■公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/rockofages/

2012.11.19 掲載

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