これぞ、人情映画！！

しかし、お涙頂戴の演出は一切なく、役者も皆、無表情。
むっつり。 それなのに、喜劇！
他にはない独特の味…

地味ながらも、そこに暮らす人々が
何とも言えない存在感を発揮し、
どんどんその世界に引き込まれます。


社会的に見て、
成功者と呼べるような人間は誰一人として登場しません。
しかし、見た目は決してカッコよくないヒーローがいます。

正確にいうと、
しがない町民たちが次々ヒーローに見えてきます。

なぜでしょうか？


いかなる状況であれ、
忘れてはならない大切なものがあります。

世界的不況の影響で、ヨーロッパの移民問題が深刻化し
さまざまな形で話題に取り上げられることも増えてきました。

本作は、そこに一石を投じるものです。
希望の見えないこの世の中に、
ひとすじの光を見せてくれます。

一体どんな奇跡が待っているのか！？
ぜひお楽しみください。