まず一言。
社会的にいうところの
まともな人は、一人もでてきません(笑)。
テーマは、誰が見ても
「人生のやり直し」でしょう。
それなのに、
ギラギラと燃えるような真剣さは全くナシ。
作品全体を包む、なんともいえない
ほのぼのムードというか淡白感というか。
絶妙な空気感が、とにかく印象的。
主役2人の抱える苦悩を重苦しくなく、
自然に浮き彫りにしていく演出に好感を抱きました。
子どもも大人も、
一見どうしようもない人物ばかりが登場するのに、
なぜか親しみを持ってしまうんですよね〜
ダメなりに、みんな一生懸命というか、
自分の道を歩んでるんですよね。
たとえ今がどんな状況であれ、
明日もがんばるぞー!
という気持ちにさせてくれると思います。
主役2人も含め、登場人物がどのように変化していくのか
はたまた何も変わらないのか!?
気楽な感じで、見ていただくとよいでしょう!
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