一言、
カトリーヌ・ドヌーブの魅力が大爆発!
という感じです(笑)
ただの主婦の役でも、圧倒的な存在感です。
ユーモアとシリアスさ、明るさと重さのバランスも
絶妙で、画面に吸い寄せられます。
随所に出てくるフランス映画らしい、
ひねりの利いたセリフにも、ニヤリ。
ちなみに、本作は人気の舞台を映画化したもので
設定は70年代。
監督いわく、テーマは
「ひとりの主婦が問題を乗り越えて、自分の居場所を見つける」
こと。
これは主婦に限らず、誰にでもいえることですし、
心に響きますね。元気が出ますよ!
このまま何もしないままではいられない、
という気にさせられます。
また、かっての名作「シェルブールの雨傘」が好きな人には
50年ぶりの続編、という感じで楽しむこともできると思います。
心が軽くなり、ポっと燃えてくる、この作品、
寒い冬にピッタリです。
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