全くもって、ありえないような夢物語です。 でも、だからこそ、見てみたくなり、 一縷の夢を、想いを馳せられる。 そんな期待でワクワクできるのが 嬉しいですね。 奇跡の道中のドタバタっぷりも 実に滑稽ですし(笑) また、ただ楽しくて笑えるだけではなく、 当時のロシアの人種問題や時代背景が 浮き彫りになるのも興味深いところです。 人間の底力や仲間とのつながり、愛、 音楽の持つ魅力に、とことんシビれました。 さまざまな人生がオーケストラの音色のごとく響き合う "コンサート"をぜひお楽しみください!
2010.9.8 掲載