久々に試写会ネタです。
「 チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室 」
という、ユニークなアメリカ映画を見てきました。
“う〜む、これはなかなか新鮮な切り口だなぁ”
というのが第一印象ですが、
時間の経過とともに、あれこれ考えさせられました。
雰囲気的に、いわゆる
「 青春ムービー 」
という感があるので、自分には関係ないなぁ、
と思う方もいるかもしれません。
正直、僕も試写会に行かなければ、
おそらく見ることなく、興味を持たずに終わってしまった
可能性が大です。
しかし、あっさりスルーするには
実に惜しい作品なんです。
というのも、
友達関係や思春期特有のことはもちろん、
大人と子どもの関係、親と子の在り方について、など
人と人とのつながりをさまざまな角度から
味わえる内容になっているからです。
理屈抜きにスカっと楽しめる一方で、
子供にも大人にも通じる人間の微妙な内面が、
巧みに描かれています。
大人、そして親の苦悩を伝える
ロバート・ダウニーJr扮する校長の
いぶし銀の演技も光っています。
ちょっぴりおバカで、一生懸命で
人生の示唆にも富んだ爽快感あふれるこの作品、
友人、恋人、家族でぜひお楽しみください!
こんな時代だからこそ、
より見る価値がありますよ。
4月4日(土)より公開
●チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室 公式サイト
http://www.goldrush-pictures.jp/CharlieBartlett/
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